ヒゲおやじの気まま流野菜づくり日記

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zoom RSS たかが種蒔き! でもちょっとだけコツもあったりして。

<<   作成日時 : 2017/04/09 23:58   >>

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種蒔きなんか適当にやればええんよ。 と、古いオヤジ達は言うけどね。 それもそうなんだよね、適当にやっても適当には出来るので、そんなことに気を使うのは馬鹿馬鹿しいよねえ。
でもね、種を蒔いてもなかなか上手くいかなくてとか、失敗が多いのですけどどうしたらとか、そういう質問が結構あるんだよね。 そこはやはり「されど種蒔き」の出番だなあ。


そう大袈裟に言うほどのことではないんだけどね。 ほんのちょっと基本的なことを知っているかいないかで、随分結果が違ってくると思うんだよね。


今日も明け方に雨が。 それもザーっと何てものではなくて、ドサッドサッと固まりで降ってくる感じでねえ。
それほど長い時間ではなかったんだけど何回か繰り返しでね。

となるとそれでなくてもずっと雨続きなので、畑作業なんてものは全く出来ず。

今日も見回りだけだよ。 明日からはまた雨だしね。


そんなことで、今日はどうしようかと思ったんだけど、そうだ質問もあったし種蒔きのいろはについて、ちょっとだけ書いてみようかなあなんてね。

いや、これまでにも部分的には色々書いてきたんだけど、まとめてというのはなかったんだよね。
なので質問もあれこれくるのかなあととも思ったりして。




ということで、種蒔きの時に注意することをいくつか書いてみることにしよう。

そんなことは知っているよと言う人も多いとは思うんだけど、本当に始めたばかりで何もわかりませんという人も結構いらっしゃるのでね。 そこはちょいと我慢して読んでもらいたいもんだねえ。

あ、もう知っているという人は読まなくてもいいよ。 でも、損するかも(笑)。



さて、適当にばらまいても芽は出るんだけど、出ない場合もあるんだねえ。
それは何故? 考えてみた? 

あのね、上手く行かなかったときには「何でだろう」って絶対考えてみないといけないんだよ。
「こんなもん種が古かったんだ」で済ませてはいけない。



そうだねえ、まずは種の特質というものを知らないといけないねえ。

種には好光性と嫌光性があるってのは、もう何度もやったよね。
好光性種子の場合は蒔き溝は浅く、覆土も極薄くだったよね。 嫌光性種子はその逆で、ある程度の深さに覆土も厚くしないといけなかったよね。


でも、これってどうやって見分けるんだ?
そう、そこなんだよね。 ネットで調べるとそこそこはわかるんだよ。 でもハッキリとその特性のあるものしか出てこないんだなあ。


それ以外にも中間的なものもあってね。 そういうやつは幾ら探しても出てこない。
種蒔きの度にそんなことはやってられないよね。


じゃあ、どうするんだ?

うん、それは種の特質を利用するんだ。
何じゃそれ?


あのね、種にはそれぞれの特質があって、共通するのはどんな種でも発芽して地上に芽が出るまでは、全て種の中の養分だけで成長するということなんだねえ。

これが大事なことなんだよ。


種は発芽準備が整うと、まず最初に出るのは根だね。 葉が先に出ると思っている人もいるけど違うよ。
まず根が出てそれから葉というか芽が出てくるんだねえ。


問題はその時に起こるんだ。 粒の小さな種は、当然持っているエネルギーも少ないんだよね。
だから仮に深い位置に種を蒔かれると、根が出て次に芽を出しても地上に出て来るまでのエネルギーが持たないんだねえ。 なのでこれは今は発芽する環境にないと判断して芽を出さない。
逆に浅いところだと、直ぐに地上に出られるので、直ぐに芽を出すんだねえ。


それをどうやって判断しているかというと、光なんだなあ。 つまり光が届く位置にあると浅いから芽を出しても大丈夫、光が届かないとこれは深いので芽を出しても地上までは届かないから止めておこうということになる。
これが好光性種子だねえ。


逆に嫌光性種子というのは、概して種が大きいんだなあ。 
こういう連中はエネルギーが有り余っているので、浅いところに蒔かれると根が勢いよく伸びて種がまだ開く前に地上に持ち上がってしまうんだ。 それで根も露出してしまうのでこれでは不味い。

そんなことで光を感じる深さでは発芽環境にないと判断して芽が出ないんだねえ。

ということは、種の大きさでほぼ好光性か嫌光性か判断できるということだねえ。
でもこれは100%ではないんだよ。 中には違うやつもいるからね。


それでもこれでそう大きな外れはないので、種が小さければ浅く覆土も薄く、大きければ深く覆土も厚くと心掛けていれば、まずまず成功すると思うんだなあ。


これを知っているだけでも、随分成功率は上がると思うよ。



例えばこれは好光性種子の代表格、ニンジンだね。

画像

ほら、綺麗に発芽しているだろう。

これなんぞは発芽の難しい野菜として知られているよね。 発芽したら80%成功したようなもんだとね。

これは極浅い蒔き溝に種を蒔いて、極薄く覆土をしたものだねえ。 そうするとこうなるんだよ。








これはキュウリとハクサイとリッチーナだねえ。

画像

左端がキュウリなんだけど、これは中間的な大きさなのでやや深く、ハクサイは小さいので極浅く、右のリッチーナはこれは蒔いた時期が少し遅いのでまだ音沙汰なしなんだけど種が大きいので深く蒔いたんだよ。












それとついでに、これはピーマンとシシトウ。

画像

これは種の大きさから言うと小さい方なんだけど、実はナス科は嫌光性なんだよね。

それでこれもやや深めに蒔いて、ちゃんと発芽しているだろう。


というようなことで、まずは種の性質を知って蒔くことが大事なんだねえ。






それから次に多かった質問は「水遣り」についてだねえ。

毎日ちゃんと水遣りをしているのに出ませんなんてのが多かったかなあ。

あのね、これも種の特性というか野菜の性質なんだよね。 水を好むものもいれば嫌うものもいるんだねえ。


例えば発芽すれば80%成功と言われるニンジン。
これなんか水切れは絶対にダメなんだけど、過湿はもっとダメでね。 湿りすぎないように乾かさないようにが基本なんだねえ。 カラカラに乾燥させてもいけないし、そうかと言って毎日水を遣ってもダメ。

よく状態を観察して、乾いていたら遣る湿っていたら遣らない。 これが最大のコツだねえ。

でもね、ニンジンの場合はポットとやトレーに蒔くわけではないので、基本的にはコントロールが難しいんだよね。 100%お天道様任せだからねえ。 なので余計に頻繁に見回って観察しないといけないんだよ。

乾燥防止には不織布でペタ掛けするなどの工夫も必要だねえ。






それから水嫌いの代表格は大豆だねえ。

これは蒔いた時にしっかり水遣りすれば、後はよほど乾かない限り必要ないからね。
それを毎日水遣りすると、間違いなく腐ってカビが生えてしまうんだ。


ほら、これがその枝豆だよ。

画像

表面が盛り上がって割れてきているだろう。

これはもう二、三日もすれば芽が出るだろう。


実は去年は大失敗をしてねえ。 というのも去年は直蒔きにしたんだよね。 そしたらその後雨続きでびしょびしょに。

芽が出ないなあと掘り返してみると全部カビて腐っていたんだなあ。 これ100%全滅だよ。


なので大豆系はポット蒔きがお勧めだねえ。 直まきでは水分のコントロールなんて出来ないからねえ。


まあ、いずれにしても、水のやり過ぎはダメだよ。 毎日観察して表面が乾いていたらやる。
どんな種でも水浸しは好まないからねえ。 やつらも呼吸しているので酸素つまり空気が必要なんだよね。

なので種を蒔く土も重要だね。

水が何時までも抜けなくて溜まっているような環境ではなかなか上手くは発芽しないんだねえ。
水がサッと下に抜けて行くような土が最高だね。 水が抜けた後から空気が入ってくるからね。


なのでポットの下に受け皿を置いて、水を溜めておくなんてのは最悪だよ。
これってよくあるんだけどね。 土を乾かしてはいけないってんで、ほら植木鉢の受け皿みたいなものに水を溜めている人もいるんだけど、これは絶対にやってはいけないよ。

これでは水が抜けないからね。 ということは空気も入らないということなんだよね。




基本的なところはこんなもんかなあ。 もっと色々あったようなきがするんだけど、何しろ酔っ払っているのでね。
なかなか思い出さないんだよね。



あ、そうそう、皮の硬い種は皮に傷を付けて一晩水に浸けておくと発芽しやすいよ。


それがこちら。

画像

これはオクラの発芽だねえ。

これは種を蒔く前に皮をヤスリで削って一晩水に浸けておいたんだ。

そしたら何と数日で発芽したんだねえ。 何もしないと本当に忘れた頃に芽が出て来たりしていたからね。


シカク豆なんかもこうするといいよ。
それからゴーヤーもそうだねえ。 そうそう野菜ではないけど朝顔もなかなか発芽しないので、これも傷をつけてやると上手く芽が出るよ。



まあ、大体こんなもんかなあ。


昔の人は「種の大きさの2倍くらいの土をかけてやればいい」と言っていたけど、まさにそのとおりだねえ。
それが理に適っているよ。




後はお天道様に祈るのが正解だね(笑)。



さて、如何だったかなあ。 ヒゲおやじが種蒔きの時に気を付けているのはこんなもんだけどね。

あ、もちろん蒔き時は絶対だよ。 何時でも何でも出来るわけではないのでね。

芽が出たら、後は作り方だねえ。 


今が種蒔きの最盛期。 今年も美味しい野菜を作ってくださいな。




ありがとうございます。









明日もきっと良い日であります。

ヒゲおやじ






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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます、また少し肌寒いデス…
確かに芽が出ませんって質問が多いですね〜
僕はもみ殻を使用して調整していますね。
場所によってはお金を出さないといけないものです、まあ500円あればおつり来るかな?
僕の使ってる方法は露地ですが
雨あがりはそのままで、晴れて土が乾いてるなら
まずは種を蒔く前にたっぷりと、8L如雨露4〜5杯ぐらい水をかけて
1時間ぐらい落ち着かせてから2杯ぐらい水をを撒いて10分ぐらい放置してから
蒔き穴をビンでへこませて種を蒔いて【人差し指の爪半分ぐらいの乾いた土】をかけて
【軽く押さえて】から【土と同じ厚さでもみ殻をまきます】これで大体1センチ前後ですね
あとは不織布をべた掛けして8L如雨露1杯の水を撒いておわりですね。
地面からの蒸発をもみ殻が阻害して蒔いてる部分だけしっとり、光は通します。
あとはなるべくお天道様任せで、それでも乾くようなら軽く水をまきます。
とりあえずこれで春まき、水やり以降無し、点まきで1穴6粒、人参は全部発芽しました。
点まきマルチ無し育つかどうかは実験中です(笑

プランターの場合は溢れるぐらい水をやって乾いたら水をあげるって感じが多いですが
あの、あふれるぐらい水を・・・ってのは自分で配合した場合で
市販の培養土のみでやると前書かれていた様に水持ち良すぎて表面が乾いてても
中はぐしょぐしょなんですよね…多分、水が多すぎるんでしょうねぇ…
農作業カラス
2017/04/10 09:05
農作業カラスさん、ありがとうございます。
そうですねえ、籾殻は名案かも知れませんね。 いいアイディアだと思います。 ただ、籾殻が手に入りにくいのですよ。ヒゲおやじは地主さんから大量にもらうので、何にでも使いますけどね。 こちらのホームセンターではなかなか見当たりません。
足しからプランターで野菜の培養土だけを使うのは、ちょっと考え物ですね。よく性質を知っている人なら大丈夫ですけどね。知らない人だと朝晩水遣りをしたりするので危ないです。
ヒゲおやじ
2017/04/10 21:55
東海地方は染井吉野が満開のまま少し冷えて、散るのが遅れる?

今日は夕方から雨の予報だったので、午前のうちに
雨が降るのを待って、蒔くのを待っていたニラを蒔きました。
ネギの種まきの記事を参考にしたのですが、けっこう適当なので
蒔き溝を木切れでスリスリして出た溝のカスを掛け泥にしました。
あとは自然の降雨にまかせて放置の予定です。
ニラ育成専用の畝は余ってないので、多少苗が大きくなったら
夏野菜の株と株の間に植えようかと思案中です。
しかし、この三日ほどの雨模様で畑中の草がグングン育成中。
取り敢えず、玉ネギのまわりのスギナや草を除去しました。
マタ
2017/04/10 23:05
マタさん、ありがとうございます。
ニラは3年から5年くらいで植え替えが必要になります。 なので何かの間に適当に植えると厄介なことになりますよ。つまり最低3年くらいは動いてくれませんからね。
ヒゲおやじ
2017/04/11 23:20
いつも楽しみにしています。すみません、少し聞きたいのですが、ジャガイモは遅く植えるのはいつまで大丈夫ですか?よくホームセンターで遅い時期に種芋が安くなってますが、買いたそうか買うまいか迷います。しらべたら五月までに植えて七月に収穫なら大丈夫ともありましたが、、、、、もし知ってたら教えてください。よろしくお願いします
ゆう
2017/04/12 05:29
ゆうさん、ありがとうございます。
これはもう気温との勝負ですねえ。北海道だと6月に植えて秋に収穫ですから。 四国だとできれば今月中かなあというところでしょうか。 はっきりはわかりません。
ヒゲおやじ
2017/04/12 22:43
返信ありがとうございました(^^)安いし、とにかくためしに植えてみようかなと思いました♪
ゆう
2017/04/14 19:45
無沙汰しております。
種の話、熟読しました。
大変参考になりました。
発砲スチで苗作り中ですが、埼玉南部はまだ寒いので
スチの中に熱湯入れた500mlのペットボトルを
入れて温度調整をトライ中です。結構いけます。
いくわよ
2017/04/15 10:51
いくわよさん、ありがとうございます。
ほー、ペットボトルですか。 これはまた面白いアイディアで(笑)。
湯たんぽの原理ですね。 なるほど、面白い。
ヒゲおやじ
2017/04/15 23:20

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