あらっ、ホトケノザが咲いている! へー、気がつかなかったなあ!

えっ、これってホトケノザなの?
実はそうなんだねえ。でもこれはホトケノザとは違うんだ。
何んのこっちゃ? わけわからんぞ。

ホトケノザだけどホトケノザてはない?
何のこっちゃ。

いやいや、今から説明するから。
その昔平安時代「春の野にいで若菜摘む」と言われた若菜とは、春の七草のこと。
その中のひとつにホトケノザがあるよね。

それがこれなんだよ。

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へー、これが春の七草のホトケノザなの。全然違うじゃん。

そうなんだよね。今ではピンクの花を咲さかせるものがホトケノザと言われているけどね。

地面に平たく葉を伸ばした形が、「仏の円座」に似ていることから、このように呼ばれることになったらしい。


これって畑では大分前から咲いていたような気がするんだけど、全然気がつかなかったんだよね。
やはり人間って、意識しないと見えていても気がつかないってことだねえ。

ロゼットの直径は、20㎝くらいかなあ。もっと大きいものもあるようだけど。


花は小さいよ。1㎝もないと思うんだけど。

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菊科ヤブタビラコ属。

何か足下に小さな黄色の花がたくさんあるなあなんて思っていたんだけどね。よく見ると、おー、ホトケノザだってなもんだよ。

今はと言うか、正式和名は「コオニタビラコ(小鬼田平子)」または単に「タビラコ(田平子)」と言うんだ。
田んぼや畦に自生して、葉が田の面に放射状に平らに広がることから「田平(タビラ)」と言われたようだ。
うんっ、謂われはわかったけど、「子」がないじゃないか。
あー、それはね。昔は可愛らしいものには全部「子」をつける慣わしというか風習があったんだねえ。ほら、牛っ子とか馬っ子とか、色々あるだろう。
人間でもそうだよ。女性の名前に「子」がついているだろう。それも同じなんだ。

何っ、女性を牛とか馬と同等に扱うのか? 許せん!
あのなあ、それは違うぞ。これは昔の人の感性なんだ。可愛らしいものには「子」をつけて可愛がったんだ。
大事に大事に育てたんだねえ。それで可愛らしい女の子の名前に「子」をつけて○○子と呼んでいたのが、何時の頃からか名前に子をつけるのが当たり前になったってことだよ。

あら、また勝手に脱線しそうになっているねえ。そっちの話に行くと長いことになってしまうからやめよう。


で、この田平子の若菜は食用になるんだ。 これが七草の由来だねえ。
今食べる人があるかどうか知らないけどね。

あ、そうそう、これとよく似たものに鬼田平子または大鬼田平子というのがあるんだけどね。
これは小鬼田平子とは全然違う種類なんだけど、よく似てはいるよね。
なので、スーパーなんかで春の七草なんか買うと、これが入っていることも少なくないんだって。

まあ、別に毒があるわけじゃないからね。食べても無害だけど、ホトケノザとは違うよ。


そうそう、毒があると言えば、ご存じホトケノザ。

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はい、これが今一般に言われているホトケノザだよね。
シソ科オドリコソウ属、別名三階草(サンガイクサ)。

和名も「ホトケノザ」と言えばこれをさすことになっているんだ。
で、これに毒があるって話なんだけど、これにはないよ。

でもね、これはオドリコソウの仲間なんだ。
ヒメオドリコソウって知っているよね。これとよく似ているんだ。
こちらには毒があるものがある。

だから間違えて、春の七草だなんて思って食べると危ないからね。
これは七草のホトケノザとは違うってことを、しっかり覚えておいてほしいんだよね。



ということで、今日はホトケノザの雑学講座でした。
お粗末さま。



今日も朝は晴れていたんだけど、昼前から雨。風も吹いて荒れ気味の天気だったねえ。
少し気温も下がったようだ。


明日は曇のち晴れの予報なんだけど、またこすってかき混ぜに行くかなあ。


ありがとうございます。




明日もきっと良い日であります。

ヒゲおやじ








この記事へのコメント

2010年03月15日 23:14
こんばんは~
これもホトケノザ!そうなんですか、
私はピンクのホトケノザしか知りませんでした
お勉強に成りました、ありがとうございます
ヒゲおやじ
2010年03月16日 10:48
おととさん、ありがとうございます。
そうなんですよ、ピンクのホトケノザを七草のホトケノザと思って食べようとする人がいるので、一度これを記事にしようと探していたのですよ。
ところがこれ、地味な草なのでロゼットだけでは花が咲かないとなかなか見付けにくいのです。やっと見付けたというところです。
2010年03月16日 13:43
話には聞いていたけど、本物の?ホトケノザ初めて見ました。 これはオニタビラコのように花茎が伸びないのですか?
タイトルバックになっている新ホトケノザの写真きれいですねえ。
2010年03月16日 18:10
オニタビラコはこちらにも自生していますよ。ホトケノザはないかもしれません(気がついてないのかも)。キランソウやハマナデシコの淡い紫色がいいですね。今年は畑の広い家に戻ったので野菜たくさんやろうかと思ってます。ご指導のほど(笑)
2010年03月17日 11:44
ピンク色のホトケノザは、春になると沢山群生していますね。
長めの所を切って小さな花瓶に生けたりします。
黄色のタンポポに似た葉っぱの草も、ホトケノザというのですね。
知りませんでした~。
これから、色々なお花が咲きますね。
花粉症さえなければ、桜のお花見とか、最高なのですがね~。
ヒゲおやじ
2010年03月17日 21:57
小梨さん、ありがとうございます。
はい、そのとおりです、オニタビラコは30㎝から長いものでは1メートルにもなりますけど、これは精々10㎝です。花茎が出る前の形がよく似ているので間違えるのですね。
ヒゲおやじ
2010年03月17日 22:00
鯛吉さん、ありがとうございます。
雑木林の開墾など、随分体調がいいようですね。
無理をせずにゆっくりやりましょう。農作業は気持ちいいです。
ヒゲおやじ
2010年03月17日 22:05
母さん、ありがとうございます。
杉花粉はそろそろピークを過ぎます。これから檜ですね。
ヒゲおやじは杉の最初に症状が出て、2週間くらいで落ち着きます。檜の後くらいから強い症状が出るのですよ。6月半ばまで続きます。多分草の花粉だと思います。
花見の頃は以外と平気だったりします(笑)。

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