今日はトマト! トマトって何者よ!

ねえねえ、しってる? トマトって日本の野菜の中で何番目に購入されているかって。
驚くなかれ意外なことがわかったんだ。
って、ヒゲおやじが知らなかっただけの話しで、じょーしきだったりするかもね。

てなことで、トマトって何者よと、ちょっと調べて見たんだ。
だってトマトって普通に何も考えずに食べているだろう。


ていうか、今年は殊の外トマトが上手くできたのでね。それを自慢したいのもあるんだろうねえ。

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やはり適切な摘果が功を奏したねえ。

玉太りもよくて、とにかく美味い。 抜群の出来だねえ。 ここ数年はなかなかこんな美味しいトマトはできなかったからねえ。


ところでトマトって何者?

それがまた難しい。 今はナス科ナス属と定められているんだけど、その昔リンネという学者がトマトはナス属であると定義していたんだよね。ところが1786年にフィリップ ミラーという人がトマト属を創設したんだ。それがずっと続いてきたんだけど、系統学的にナス属に含まれることが明らかになって、今は元に戻ってナス属ナス科ということになったんだそうだ。



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トマトって木? それとも草?

これがまた難しい。

木、つまり木本性植物だとすると分類上、リンゴやミカンなどと同じ果物に分類されるんだ。要するに木になる果実は果物だってことだよね。
もし草、草本性植物だとすると野菜に分類されるんだ。

どっちだと思う?


木は勿論多年生というか木そのものだよね。草は基本的に一年生だ。
で、トマトは?

これが実に多年生植物なんだよね。
日本では一般的に1年で枯れてしまうけど、適切な環境を整えてやると何年も生き続けて、次々と花を咲かせて実を生らせるんだ。その成長量は1年間で8メートルから10メートルにもなるそうだよ。ビックリだろう。

この話は栽培家の人に聞いたことがあるんだよね。
トマトは斜めに育てなさい。環境さえ整えば何年でも生きるからってね。


ふーん、そうなんだ。 それなら連作障害なんか心配しなくてもいいよね。


あ、そうそう。この野菜か果物かという論争には面白いエピソードがあるんだよ。
時は1793年、当時アメリカは輸入に際して果物には関税がかからず、野菜には関税がかかっていたそうなんだ。
当然トマトの輸入業者は果物だと主張。これに対して農務省の役人は野菜だと主張したんだ。
立場が変われば当然の話だよね。それに植物学者の加わったものだから大変な騒ぎに。
とうとう最高裁判所の判断を仰ぐことにまでエスカレートしたんだ。

で、判決は    「野菜」
理由 「トマトはキュウリやカボチャと同じように野菜畑で作られる。また、食事には出されるがデザートにはならない」 だそうだ。

かなり苦労した跡が見られるねえ。


だからトマトは「野菜」なんだよ。



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それはわかったけど、その適度な環境ってのはどんなもんよ。
あ、そらそうだよね。

適温は日中が20~25度、夜間は10~20度だそうだ。
しかも湿度が65~85%だって。
こんな上等な環境は日本では無理だよね。だから露地栽培では枯れてしまうんだ。



さて、次はトマトってどこから来たの?

おー、そうだねえ。その話しをしないといけないだろう。
1519年、メキシコに上陸したエルナン・コルテスがその種を持ち帰ったのが始まりだとされているんだ。
当時トマトは有毒植物のベラドンナに似ていたために、毒があると信じられていて普及しなかったそうだ。
なので、最初は観賞用として用いられたそうだよ。 ジャガイモと同じような歴史を辿ったんだねえ。

その後イタリアの貧困層で食用にされるようになって、それがヨーロッパに広まって、一般的に食用にされるようになったのは18世紀に入ってからだそうだ。


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日本には江戸時代、寛文年間に長崎に伝わったのが最初とされているねえ。
でも青臭いしねえ、あの真っ赤な色が敬遠されて、当時は観賞用としか用いられなかったようだよ。
日本で食用に利用されるようになったのは、明治になって西洋文化が入ってきてからで、さらに日本人の味覚にあったトマトが育成されるようになったのは、昭和に入ってからのことだ。



ところで最初の何番目って話しはどうなったんだ?

えっ、そんな話ししたかなあ?
あー、あれね。 はいはい、そうなんだよね。
日本の一般消費者家庭で消費される野菜の順位。

さて、トマトは何番でしょう? こういう質問だったよね。


わかった人いるかな?

はい、1位から順番にいくよ。
第1位 ダイコン、あーそうか。
第2位 ジャガイモ、うーん、なるほど。
第3位 キャベツ、まあこれは仕方ないねえ。
第4位 タマネギ、あ、こいつには勝てんわ。
第5位 トマト、おーきたか。

てなことで、堂々の第5位だよ。 やるもんだねえ。


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どうだったかな? トマトの蘊蓄。


ヒゲおやじもトマトは嫌いではないんだけど、どうも最近のトマトは甘すぎる。フルーツっぽいねえ。
もうちょっとパリッとした歯ごたえのある、どちらかというと酸味のあるトマトが好きだねえ。
あの、どろっとした流動食のような甘~いトマトは苦手だねえ。よくあんな気持ちの悪いものを食べるもんだねえ。

今頃は何でも甘くなってしまって、甘くないと売れないのだそうだ。なので農家も必死に甘い品種を求めて作っているんだとか。


えーと、トウモロコシもって、打線しないうちに止めておこう。


今日はヒゲおやじ雑学講座のお時間でした。



ありがとうございます。





明日もきっと良い日であります。

ヒゲおやじ








この記事へのコメント

2010年07月27日 00:58
いや~、しっかり読んで良い勉強になりました。アイコも作っていらっしゃるんですね。細長い赤い実が可愛いわ。ウチのトマトはデルモンテのミニサイズとアイコの赤と黄ですが、気候の違いで無理とはいえ10mに成長したらうれしいかも。
mika
2010年07月27日 03:07
へぇぇ、トマトに歴史あり!!ですね。
とっても勉強になりました。
ヒゲおやじさんの野菜講座を読み、トマトがなんだか身近に感じました。

最近の日本のトマトは甘い、、、言われてみれば確かにそう思います。
テレビとかで『甘くて美味しい~!』っていうコメントが多いから、甘いのが良いというように世間で思われるようになったのかもしれませんね。
私もトマトは多少酸味があるのが好きです。
2010年07月27日 06:44
トマト、見ると元気が出ます。新鮮トマト撮りたて写真、いいですね。
子供のころの、大きさ不揃いデコボコトマト。私も、青臭くて実がしまってすっぱいトマトが好き、というより懐かしいかな? あのようなトマトはもう何処にもないでしょうね。
うんちく為になりました。トマトの木、試しにやってみたい!
2010年07月27日 08:02
トマトの薀蓄(うんちくってこんな字だったのねえ!絶対書けない・・)
とっても面白かったです。
前にTVでトマトのルーツを辿って南米を訪れた映像を思い出しました。
やっぱり夏の『野菜』の代表ですよねえ。
うちの人もイチゴとか果物もただ甘いより少し酸味がある本来の味を好みます。ヒゲおやじさんのトマトを井戸水で冷やして食べたら最高にうまそうです♪
2010年07月27日 08:37
トマトの摘果効果がでたんですねぇ。
美味しいトマトが食べられてよかったですね。
熟れたトマトは、果物に近いから甘すぎます。
徳さんは、肥満対策の為に避けなければなりません。
酸っぱいトマトで我慢しています。(笑)
2010年07月27日 11:08
凄い凄い!真夜中に酔っ払いながら、トマトの薀蓄こんなに書ける人は他には居ないよ~~!!(笑)
トマト。。。トマト。。。トマト。。。トマトの夢見そう^^
トマトを良く使っていると思われるイタリアでさえ、最初はトマトは観賞用に吊り下げられていたんですってね。確かに赤くて綺麗。いつの頃からか食べられるようになって、フランスの女帝がイタリアのピザ職人にピザを頼んだのが、その女帝の名前「マルゲリータ」になったんですって!
昨日ちらっとTVで見ました~^^;(笑)
笑顔
2010年07月27日 19:53
トマトの歴史よく分かりました。スーパーでトマトを見たらキット
ヒゲおやじさんが頭に浮かぶかも・・・^^
冷たく冷やしたトマトにチョッと塩振って、おやつ代わり頂く時がありますが美味しいですよね ♪
トマト大好き!
ヒゲおやじ
2010年07月27日 22:18
春さん、ありがとうございます。
アイコは元々料理に使われていたのだそうですね。だからそのまま食べるには味が薄すぎるのですよ。イタリア料理とかフランス料理には合うかも知れませんね。
ヒゲおやじ
2010年07月27日 22:21
mikaさん、ありがとうございます。
そうですね、トマトと言えどもなかなか奥が深かったりして(笑)。
今はみんな甘い野菜を目指しています。一つにはお子様向けってのもあると思いますけどね。いやー、甘い野菜って、気持ち悪いですよ、マジで。
ヒゲおやじ
2010年07月27日 22:26
わかばさん、ありがとうございます。
ヒゲおやじの子供の頃には、ヘタの付け根まで真っ赤なんてトマトはなかったのですよ。それを井戸水で冷やして食べたものです。がつこうから帰ると、井戸端のバケツの中にトマトがたくさん浮かんでいました。
「かあちゃん、腹減った」「そこにトマトが冷えとるやろ」
まあ、そんな生活でしたね。
ヒゲおやじ
2010年07月27日 22:31
けっこさん、ありがとうございます。
はい、やっぱりルーツの味というか、トマト本来の味が好きですね。
品種改良もいいのですけど、ただ甘いだけの物を作るのは戴けませんねえ。
いやー、井戸水が最高ですよ。子供の頃は井戸水で冷やしたトマトがおやつでしたから。
ヒゲおやじ
2010年07月27日 22:33
ログの大好きな徳さん、ありがとうございます。
いやー、トマトは酸っぱい方が美味しいです。甘いのはトマトのうちに入りません。トマトにはリコピンとかもあって、体にいいのですよ。
ヒゲおやじ
2010年07月27日 22:37
みつばさん、ありがとうございます。
おー、よく知っていますねえ。これだけ知っていればトマト博士になれますよ(笑)。
あのね、ブログの記事なんて、酔っぱらっているから書けるんで、素面でこんな素晴らしい記事は到底書けませんよ(笑)。
ヒゲおやじ
2010年07月27日 22:40
笑顔さん、ありがとうございます。
子供の頃はそれがおやつでした。毎日毎日、それしかありません。
井戸水で冷やしたトマトが、毎日浮かんでいました。
トマトをあまり好まなくなったのは、やはりこういう体験からだと思いますねえ。要するに子供の頃に食べ過ぎた。他にはサツマイモとカボチャがあります(笑)。
2010年07月27日 22:44
トマトが木になって10mに成長したら嬉しいですね。
実験して見たいけれど冬越しができないのでは。
確かに霜が来てもよれよれになりながら生きていますよね。
でもその先を知らないから。抜き取って始末をしています。
今年実験してみようかな?
2010年07月27日 23:58
たまにトマトトマトした味に出会うと嬉しくなりますね。
どこかの水耕栽培では南瓜の棚のように這わせていましたね。
勿論テレビでしか見たことがないですか、たくさん実を付けていて
ビックリしました。

質問です・・
>要するに木になる果実は果物だってことだよね。
となるとスイカや・メロンは?果物??
2010年07月28日 06:20
おはようございます。
なるほど~、勉強になりました。
そして、素晴らしいトマトの成績も、よく解りました。
4列に枝分かれして実を付けているのを拝見して驚いています。
流石ですね~。
2010年07月28日 07:03
おはようございます。トマトのお話、ためになりました。調べるのも、それはそれで面白いし、楽しいですね。しかし、「野菜」何ですね。日本でも愛されてる野菜のひとつと思っていいですね
2010年07月28日 11:16
甘いトマトを作る秘訣は何ざんしょ?と聞こうと思ったら
トマトは酸っぱい方がいいの?
子供の頃に食べたトマトと今のトマトって味が違うような気が
するけど、やっぱり酸っぱいより甘い方がいい私ですぅ~
2010年07月28日 21:28
野菜作りには、良い勉強になります。私も少しばかりの畑をしてますが、
トマトは葉っぱが縮んだり、尻腐れ病などで、作り難いやさいですわ。
香川県ですが、路地栽培ではカラスにやられてしまうので、ネット張るのも
大変だし、茄子 胡瓜 南京まで、ことごとくやられます。
ヒゲおやじさん、所カラスは、きませんか?これから秋野菜の準備をする
時期がきました。ヒゲおやじさんのを読みながら、頑張って野菜作りを、
しょうと思っています。
ヒゲおやじ
2010年07月28日 22:39
ろこさん、ありがとうございます。
いや、日本では無理です。というか露地ではね。ハウスではやっているところがありますよ。
それは美味しいトマトが採れるそうです。
ヒゲおやじ
2010年07月28日 22:42
ゆうさん、ありがとうございます。
いえ、スイカやメロンは野菜です。これらは一年生の植物だからです。
要するに草なんですよ。トマトは多年生なので議論が分かれるところです。
でも日本では野菜ですよ。
ヒゲおやじ
2010年07月28日 22:44
ロボットさん、ありがとうございます。
いや、これは実を付けさせすぎです。これはうっかり見逃したやつですよ。
一列で左右に実が生るというのが正解です。
ヒゲおやじ
2010年07月28日 22:46
行き当たりばったりの花日記さん、ありがとうございます。
はい、野菜です。日本ではこれは木としては認められていません。草です。
なので野菜です。
ヒゲおやじ
2010年07月28日 22:54
casa blancaさん、ありがとうございます。
はい、甘いトマトを作るには、根元に砂糖水を撒くといいのですよ。
ウソですよ。そんなことをしたら枯れてしまいます。
ただ甘いだけでなくて、少し酸味が入るとより甘さが引き立ちます。
スイカに少し塩を振ってやると、ものすごく甘くなるのと同じですよ。
ただ甘いだけというのは、本当は美味しくないのですねえ。
料理でも、スイーツでも、ほんの少し塩を入れると美味しいのですよ。
カミさんは塩を入れるのを嫌がりますけどね(笑)。
ヒゲおやじ
2010年07月28日 23:01
てるてるぼうずさん、初めまして。ありがとうございます。
葉が縮むのは病気でなければ、それほど心配はいりません。尻腐れ病はカリウム不足です。スプレー商品もありますが、植え付ける前にしっかり畑にカリウム分を入れておくのがいいですね。
カラスやムクドリ、ヒヨドリなど害鳥はたくさんいますよ。
そのために鳥除けの紐を張ったりします。
無防備ではどうしようもないでしょうね。
2010年07月29日 09:36
尻腐れ病はカリュム不足なんですか。来年は土造りから初めてみます。
害鳥対策は、それなりの対策が必要なのですね。
大変勉強になります。ありがとうございました。
ヒゲおやじ
2010年07月29日 12:22
てるてるぼうずさん、ありがとうございます。
はい、頑張ってください。 
ヒゲおやじは頑張るのは嫌いですけどね(笑)。
2010年07月29日 22:51
こんばんわ!!
ミルキー家ではきゅうりは駄目でしたがなななんとフルーツトマトは最高の作品で、味よし器量よしで~す。(無農薬ですのでそこも最高で~す。)
ヒゲおやじ
2010年07月29日 22:56
ミルキーさん、ご無沙汰。ありがとうございます。
あれー、キュウリはダメでしたか。フルーツトマトが最高の出来。
それは素晴らしい。 トマトはなかなか難しいのですよ。やりましたね。
2010年07月30日 22:11
子供の頃、軽井沢のばあちゃんちの庭で採って食べた青臭い?日向の匂いがする温かいトマトの味が忘れられません。 スーパーで売られているのは確かに甘い物が増えてきましたね。色も豊富になりました。 でもトマトは大好きなのでこの記事を読ませてもらってなんだかもっと好きになりました。息子はトマトが嫌いですが、息子が飼っているフクロモモンガはトマトが大好きです。
ヒゲおやじ
2010年07月30日 23:07
mintさん、ありがとうございます。
トマトが嫌いなのは、まずは食感ですね。
大姫は赤のミニトマトは大好きですが、黄色は食べません。柔らかくてフニャフニャしている(大姫)からです。若は黄色しか食べません。赤は固いからだそうです。実際はそれほど食感には差はないのですけどね。思い込みが大きいのでしょうねえ。味は黄色の方がはるかに甘くて美味しいです。
ヒゲおやじは酸っぱいトマトが好きです(笑)。
2010年08月01日 21:52
こんばんわぁ~
綺麗な色のトマトですね。美味しそう^^
トマトって育てるの難しそうですね。
いつかミニトマトを買ってきてプランターに植えていたのですが
病気になって一個も実をつけないまま枯らしてしまったことが
あります。それ以来育てたことはないのですが~~。
ヒゲおやじ
2010年08月01日 23:59
風華さん、ありがとうございます。
トマトは難しくないのですよ。大玉トマトを作ろうとすると、ちょっと難しいかも。ミニトマトならプランターで十分です。来年は是非挑戦してみて下さい。朝取りの美味しいトマトが食べられますよ。

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