カボチャの手入れ! 充実したカボチャを作りたければ。

まずはカボチャに雌花が沢山付いてきたので手入れをしなければ。
カボチャは植えっぱなしでよいという人もいるけど、充実した実を期待するならやはり手入れは必要だよ。


実は去年までヒゲおやじも知らなかったんだ。
でもこれを知ったのは終わってからなので後の祭りってなもんだねえ。

それは何かというと、雌花の節についた脇芽は取るということなんだ。


これが雌花だねえ。

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雌花はわかるだろう。

黄色の矢印が脇芽だよ。 この脇芽を取ってしまおうというわけだ。
これを取らないと脇芽の方に養分が行ってしまうので、実が充実しないんだ。






そう、こんな具合だねえ。

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わかったかな?





もう一つやってみようか。

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これが







こうなる

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実はこれを知らずに去年は放置してしまったんだ。 だから上手くいかなかったんだねえ。







もう一つあるんだよ。 これは知ってはいたんだけど、そのとおりやったかどうかは記憶にないんだ。
ということはやっていないんだろうねえ。 ヒゲおやじも大分耄碌してきたからねえ。


はい、これがそうだよ。

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上にある黄色の矢印がこの蔓の第一雌花だよ。

その下の赤で矢印したやつが脇芽ってことだね。


で、何をするかというと、第一雌花は10節以降に付けるようにするんだけど、それ以下の脇芽は全部取ってしまうんだ。 だからこの脇芽は取らないといけないってことだね。

第一雌花以降は放任でいいそうだよ。


ということでこの脇芽は除去。 でも写真は撮り忘れたのでなし。



どうだ、カボチャと言えどもなかなか奥が深いだろう。 こういうことをきちんとやると大きなカボチャが採れるんだよ。

ところが植えっぱなしの放任でもちゃんとできることもあるから不思議だねえ。
まあ、そこらが野菜作りの面白さかも知れないね。





ところで、トマトがまた脇芽が一杯だよ。

つい2,3日前に取ったところだのにねえ。
それで脇芽を取るつもりが芯芽を取ってしまったということがよくあるので、今日はその違いを説明しようかなあなんてね。


はい、これがトマトの一番上の部分だよ。

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さすがに途中の脇芽は間違えることはないからねえ。


間違えやすいのはこんな場合だ。

赤は芯芽だ。花房がついているだろう。
黄色が脇芽だよ。
そして青が葉だ。


脇芽というのは必ず芯芽と葉の間というか、葉の付け根から出るからね。
それがまず一つ目の見分け方だ。
それから花房は必ず芯芽の方につくから、それでも見分けられるねえ。


ところが、こんなに勢いよく真っ直ぐ出てくると、一見芯芽に見えてしまうんだよね。
それで左側に伸びている芯芽を間違えて切ってしまったりするんだ。

まあ、よくあることだけどね。 そんな場合は残ったこの脇芽を芯芽として使うんだよ。
それでも十分に役目を果たすから大丈夫なんだ。





この写真は必要ないと思うけど、念のためだね。

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トマトもしっかり根が張ってきて、随分成長を始めただろう。

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そうそう、この2本仕立てを今日社長ファームでやったんだ。


社長と若手の社員が一生懸命支柱を立てているところだねえ。

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もちろんやり方を説明して、実際にやって見せて、これと同じことをしなさいということでやっているんだよ。

それでもなかなか同じようにはできないんだねえ。 
二人とも不器用というか何というか。 支柱は真っ直ぐに立てろと言っても歪んでいるし、高さを揃えろと言ってもデコボコだし。どういう目をしているんだろうねえ。






はい、悪戦苦闘中の社員と社長だよ。

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こちらはトマトの支柱を作っている社員だ。







こっちはお馴染みの社長。

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これはナスの4本仕立ての支柱を立てているんだけどね。

それが斜めの支柱に手こずっているんだ。
角度が揃っていない。高さが揃っていないとヒゲおやじがいちゃもんをつけるものだから、あっちから眺めたりこっちから透かしたりとなかなか大変だ。


まあ、慣れないということはこんなもんだろうねえ。
でも、この二人、慣れたらできそうなのは社員の方で、いつまで経っても慣れそうにないのは社長だねえ。

経験がものを言う世界ではあるけど、やはりセンスというか勘というか目配り気配りの世界でもあるんだよね。
こんな支柱一本、歪んでいてもそれで野菜が上手くできないなんてことはないので、そんなことを気にする方がおかしいと言えばおかしいんだけど、でもそういう細かなことに気がつかないとか気配りができないとなるとやはり本業でも問題なんだよね。






これはトマトの2本仕立ての誘引作業中だ。

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二人とも熱心に集中しているだろう。 こういうところはさすがに素晴らしいんだけどね。

ところが結果が雑だからねえ。






これは人間の都合でトマトを仕立てているんだけど、無理やり強引にではなくてトマトがどうしてほしいかを聞きながらやると上手くいくんだけどね。

どうやって?
うーん、トマトの声に耳を澄ます。 な~んてことはできないよね。

そうだねえ、トマトを触っているとどちらを向きたいってのはわかるんだ。その向きたい方向に向かせてやるのが誘引だよ。そこまで行くにはやはり経験が必要ではあるけどね。 
いきなり野菜の声を聞けなんて言われてもね。そんなもん聞こえるわけがない。


社長もそのうち聞こえるようになるのかなあ。



ヒゲおやじも野菜作りを始めた当初は、さあ野菜を作ってやるぞみたいな意気込みでやっていたけどね。
今の社長と同じだなあ。

近頃は野菜を作るのではなくて、野菜が育つ手助けをしているだけなんだよね。どうやったら本来の野菜らしく育つかなあということを考えているような気がするんだ。まだまだだけどね。

最終的には自然農法に行き着くのかも知れないけど、そこまでは命が持ちそうにもないよ。



まあ、野菜と一緒に楽しめればいいね。





取り敢えず支柱と誘引は完成だ。

こちらはナス。

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まだ誘引はしていないけど、これで4本仕立てにするつもりだよ。

ちょっと畝幅が狭いので、このやり方がいいのかどうか迷っているところだけどね。



やっている最中にばあちゃんがやって来て、「へー、こんなことをするのかな」とびっくり。
「わたしらは1本立ててそこから紐で吊すだけじゃがな」。
たしかにそう言うやり方をしてきたんだよね。ひげおやじも。

でもこれは一枝一果のやり方なので、説明はしてみたけど理解は難しそうだったよ。


でもねえ、今となってはばあちゃんは貴重な存在なんだよね。昔のやり方を聞くにはね。
だから見かけたら近寄って話しを聞きに行くんだ。話し好きなのでいくらでも教えてくれるよ。

今はもうやらなくなった古い技法も、新しいやり方のヒントになることも多いんだよ。
聞けるうちに聞いておかないと、何しろ御年88才だからねえ。明日のことがわからないと言っては失礼かな。




それでこれがトマトだよ。

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左側は1本仕立てで右側が2本仕立てだ。

一応何とか形になっているだろう。


社長も少しは農業の難しさがわかりかけたのかなあ。
何しろ植えたらできると思っていたからねえ。 実際は植え付けた後の管理の方が大変なんだけどね。
それがわかってくれたら、ヒゲおやじの役目も務まったということなんだけどね。



あ、そうだ。明日は早く起きてカボチャの受粉に行かなくては。
もちろんヒゲおやじの畑だよ。 明日は何個か雌花が咲きそうなんだ。

カボチャは人工授粉が確実だよ。今年は蝶もハチもあまり見かけないからねえ。 


なので早く寝なくては。 では、おやすみなさい。




ありがとうございます。







明日もきっと良い日であります。

ヒゲおやじ




















この記事へのコメント

2012年05月25日 06:58
おはようございます。脇芽かき、おいしいカボチャ、トマトを食べるには大事な作業なんですね。
単純な工程ではあるけれど欠かせない。
手を抜いてはいけないってことですね。
二本立ての作業、これも先行き楽しみです。
ヒカル
2012年05月25日 11:08
そうなんです。私もトマトの先端にいくにしたがって、だんだんどれが脇芽か悩んでいたところです。早速見てみます。我が家のカボチャはまだ小さいので 脇芽を取ります。嬉しい 又賢くなったような気分です(笑)
ヒゲおやじさんの教えを家庭菜園友達に話したら、いつも「なんで そんな事知ってるの?」と驚かれますが、それは 内緒・・・・・
いつも ありがとうございます。(感謝)
MM
2012年05月25日 12:40
お疲れ様でした!ナスの脇芽もとったほがいいんでしょうか?それとナスの葉の裏にアブラムシの卵だと思うんですが綺麗にとってはいるんですがナスの実に影響がしょうじるんでしょうか、(アブラムシが多いと)
ヒゲおやじ
2012年05月25日 15:26
行き当たりばったりの花日記さん、ありがとうございます。
はい、作業そのものはどうってことはありません。でも、できればほぼ毎日、なるべく頻繁にやることが大事なので、結構手間がかかるのですよ。
その意味では週一農家の皆さんは大変だと思います。脇芽が相当大きくなっていますからね。脇芽だか芯芽だか訳がわからなくなっているでしょうね(笑)。
ヒゲおやじ
2012年05月25日 15:28
ヒカルさん、ありがとうございます。
アハハ、それはいいですねえ。大いに受け売りで知ったかぶりを発揮してください(笑)。記事の内容はどのように使ってもらってもかまいません。
ヒゲおやじ
2012年05月25日 15:36
MMさん、ありがとうございます。
ナスの脇芽も取りますが、トマトとは少し違います。基本的には第一花の直ぐ下の脇芽とその上の脇芽と芯芽で3本仕立てにするのが普通です。
その場合第一花の直ぐ下の脇芽より下から出ているものは全部取ります。
少し難しいかも知れませんが、そのうちまた記事にします。
多分アブラムシではなくて蝶か蛾の卵でしょう。綺麗に取り除くのが正解です。もちろん成長に影響があります。アブラムシが沢山つくと、成長が遅れて実も生らなくなりますので、まだ今の時期なら大丈夫ですので、野菜の殺虫剤(アブラムシと書いてあるやつ)を買ってきてシュッシュッとかけておいてください。今頃は有機栽培にも使えると書いてあるものもあります。
ゆうちゃん
2012年05月26日 21:49
タイムリーな情報本当にありがとうございます。今年は南京を作っていないのでこの記事を飛ばすところだったのですが、見せてもらってよかった。トマトの脇目かきのところでびっくりしてしまいました。トマトの先端の脇目が分かりにくいんです(私だけではなかった!) だから私はしばらくほっておいて、1節か2節伸ばしてしまうんです。目から鱗、かゆい所に手が届くような、ドンピシャ感を味あわせてもらいました。だからひげおやじさんのブログはやめられないんです。これからもよろしくお願いします。
りき
2012年05月26日 22:11
こんばんは
我が家もかぼちゃとトマト植えてます
トマトの脇目は取ったのですが かぼちゃは知りませんでした
明日さっそく脇目を探してみます
これから 虫の発生とか悩まされますが
緑いっぱいの畑で癒されてます
又色々教えて下さいね
ヒゲおやじ
2012年05月28日 22:40
ゆうちゃんさん、ありがとうございます。
お役に立てたようで、何よりでした。これがヒゲおやじのブログのもくてきでもあるので、ヒゲおやじも本当に嬉しいです。
こちらこそ、宜しくお願いいたします。
ヒゲおやじ
2012年05月28日 22:43
りきさん、ありがとうございます。
カボチャも10節以降の雌花の先は放任しますけど、それまでは全て芽欠ききします。それから雌花の付いた節から出る脇芽は必ず取ります。
これだけ覚えておけば大丈夫ですよ。
磯武者
2012年05月29日 23:17
お晩で~す。今日は仕事が休みだったので、朝5時からカボチャの手入れに畑へ行きました。最近はニンニクや玉ねぎの収穫で時間をとられていたので、かぼちゃエリアは疎かになっていました。行って見ると、思った通りジャングル状態でした。以前ブログに栗坊21株と書きましたが改めて数えたら44株有りました。アーチ栽培は4畝で、1畝は、マクワウリ系メロン、その他は地植えと畑の周囲にボツボツ。オヤジさんの記事を参考に昼過ぎまでかかりましたが、全てやっつけました。なぜこんなに大量に植えたかというと。去年はカボチャはもちろん、トマト、ナス、きゅうり、ピーマンなど、この時期のありとあらゆる果菜類を栽培しました。で、それぞれに整枝法が違いますよね。段々と頭が混乱して、まともに収穫出来ないのものがあったり、その後の輪作にも影響が出たりで、今年はウリ系限定にしました。文章が長くて、スンマセン。
ヒゲおやじ
2012年05月30日 21:32
磯武者さん、ありがとうございます。
へー、44株ですか。それでは売りに行かなくては(笑)。
確かに色々作ると面倒ではありますね。でも、ウリ科限定というのも凄い発想ですねえ。ヒゲおやじは少しずつ色々な種類を作りたい方ですからね。好奇心が強いというか浮気性というか、綺麗なお姉ちゃんを見たら直ぐに声をかけたがる方で(笑)。

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