ナスの剪定! 一枝一果のやり方。

ナスの剪定と言えば、例の丸坊主だね。
でもヒゲおやじ流は違うんだ。一本の枝には一つの実しか付けさせないという、一枝一果の方法だよ。


何だか難しそうだねえ。

いやいや、理屈がわかれば簡単なんだ。 誰でもできるよ。 社長でもやっているからね。


本来の剪定は生り疲れた枝を更新するために、一旦切り戻して新しい枝を出させようというもので、普通はというかこの辺りでは7月の終わり頃にやるんだよね。 いわゆる丸坊主というやつだ。

これをやると秋口に美味しい秋ナスが収穫出来るという算段だ。


でもね、これでは一月くらい実が収穫出来ないんだなあ。



そこで登場したのが一枝一果法というやつだ。 あ、この名前はヒゲおやじが勝手に付けたものだよ。
実はこのやり方を去年教わって、実際にやってみたところ大収穫だったんだねえ。

よし、これはもっと広めないといけないということで、去年から何度も記事にしているんだ。
今年もそろそろその時期になってきたので、一回目をやるよ。



さあ、これが今日のモデルさんだ。

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まだモデルにしては若すぎるかなあ。



さて、黄色の矢印が、この枝で一番に咲いた花だよ。 ここが肝心なので忘れないように。
二番目とか三番目とかは関係ないからね。とにかく最初に咲いた花に注目だ。

「親の意見と茄子の花は 万に一つの徒がない」と昔から言われて来たよね。
えっ、知らない? あー、そうなの。 ヒゲおやじなんかいつも親に言われていたけどなあ。

まあ、いいか。 あのね、ナスの花ってのはそのくらい徒花がない。つまり咲いたら必ず実になるということなんだ。
だからこの花も実になるんだよ。


で、このやり方は、1本の枝には1個の実しか付けさせないというやり方だからね。
ナスというのは本来枝を伸ばしながら次々に花を咲かせて実を付けて行くんだよね。
この枝も放置すると節々に花を咲かせて実を生らせるんだよ。

ふーん、それはいいじゃないか。沢山収穫出来て言うことなしだ。

ところがこのやり方だと、生り疲れというのがあって、段々実が小さくなったり歪んだ実しか出来なくなったりするんだねえ。 そこで例の丸刈り登場だよ。大胆にバッサリ剪定して、新しい枝が出るのを待つことになるんだ。
 

そこでこの一枝一果法は、花が咲いたらその先に2枚か3枚葉を残して切ってしまうんだ。
そう、赤い印をした辺りだよ。

えーっ、勿体ない。

うん、その気持ちはよくわかるけどね。 もう既に次の蕾が着いていたりするからね。
でもそこは心を鬼にしてバッサリだ。





ほら、こんな感じだよ。

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赤の矢印のところでバッサリ切っているだろう。


で、注目してほしいのは、この次なんだよ。
前の写真でも青の矢印で示しているこの枝。

枝と言うよりまだ新芽というか脇芽だね。



今度はこれを育てようという魂胆なんだ。
上を切ることによって実を充実させて、さらにこの脇芽を育てようという話しだね。

この実が充実する頃には、この脇芽が成長して同じように花を咲かせるんだ。
で、この脇芽の最初の花が咲いたら、またこの枝も葉を2、3枚残して切ってしまうんだよ。
この花の下辺りにはまた新しい脇芽が必ずできるからね。それをまた育てるんだ。


このサイクルを延々と繰り返していくんだ。

そうすると枝が生り疲れをするということがないんだよね。 だって、いつも丸刈りに散髪をしているようなもんだからね。



このやり方だと7月の終わりに丸坊主という剪定作業はやらないんだ。ずーっと生り続けるからね。
もちろん切れ目なく追肥は必要だよ。


これで上手く行くと1本の木で30個くらいは楽勝だよ。本職は60個も人によっては100個採ったなんて人もいるくらいだからね。



さあ、やり方がわかったら早速やってみよう。
わからない人は、わかりやすいモデルさんが見つかったら、またやるからね。





さて、今日も曇り空っぽい晴れと言えば晴れだったんだけど、畑は相変わらず湿ったままだ。
本当はトマトの鳥除けなんかをしたいんだけどね。 これは何度も通路を歩き回らないとできないのでこれは無理。


で、少し木が暴れ始めたトマトの誘引をしてやったんだ。
これならそんなに歩き回ることはないからね。


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トマトは放置するとどんどん好き勝手な方向に行ってしまうからね。

きちんと躾けなければ。 もちろんこれは人間様の都合だよ。






なるべく支柱に添うように誘引するんだ。 少々強引にやることもあるけどね。

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さあ、こんなもんでいいだろう。


もう支柱の上まで伸びてしまったなあ。さて、このあとどうしようか。
そろそろ芯を止めてもいいんだけど、もう少し伸ばしてやるかなあ。

あまり無制限に伸ばしても、まともな実は生らなくなるから適当なところで止める方がいいんだよ。







ついでにナスの紐も巻き直して置いたんだ。

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今年は成長が遅れているので、実は摘果してきたんだけど、花も沢山咲いてきたのでそろそろ生らせるかなあ。






また明日から雨だよ。 ようやく水も汲み出したところなのにね。

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まあ、梅雨だから仕方ないと言えば仕方ないけどね。


沖縄は梅雨が明けたらしいねえ。

こちらは何時開けるのかなあ。 平年だと7月後半だからね。まだまだ先だ。

その間に畑は草茫々というのが例年のパターンだ。 途中で一休みしてくれると有り難いんだけどね。



そんなことで、特別やることもないので、何か無理やり作った記事みたいだね。
雨が続くとこんなことが多くなるんだなあ。

ヒゲおやじと言えども、そうそう記事ネタを持っているわけではないからね。


でも、書き始めれば何とかなるもんだよ。 ネタがないからと諦めないことだね。



では、また明日。




ありがとうございます。







明日もきっと良い日であります。

ヒゲおやじ










この記事へのコメント

硝子
2012年06月23日 23:55
こんばんは。
いつもご指導ありがとうございます。
畑近くの硝子会社に勤務しているので硝子(Syouko)のハンドルネ-ムを使っています。
偶然にも今日の記事で、茄子には仇花がないを書きました。
一枝一果も参考にさせて頂きますね。
ただ、私かなり不器用ですので思い通りにいかないかもですが
これからも楽しく拝見させて頂きますね。
マイブログ http://blogs.yahoo.co.jp/yakko351022/9134526.html
磯武者
2012年06月24日 05:51
おはようございます。これから畑に行って、ナスの剪定を実施してみます。
この間の台風のかたずけをかねて。
松やん
2012年06月24日 08:53
まいにちホームページにお邪魔しています
茄子の一枝一果参考にさせていただきますがすでにかなり成長し実もつけていますが今からでもできるのでしょうか?
台風で枝が折れたりしていますので再生する過程で一枝一果に変更したいと思っていますが可能か アドバイスがあればお願いいたします。
幸子
2012年06月24日 09:11
茄子の葉に虫食い等見えないきれいな葉ですが何かやってられますか?
私の茄子は虫に食べられて穴が開いたりしています。毎日虫取りはしていますが、効果があまりないようです。アドバイスお願いいたします。
ヒゲおやじ
2012年06月24日 11:07
硝子さん、ありがとうございます。
同じ畑にブロガーがいるとはね。これも何かの縁というものでしょう。
今後ともお手柔らかにお願いいたします(笑)。
一枝一果は簡単ですよ。今度一緒にやってみましょう。
ヒゲおやじ
2012年06月24日 11:09
磯武者さん、ありがとうございます。
慌てなくていいので、最初は1本2本やってみて様子を見て下さい。
上手く行きそうなら全面的にやるといいですね。
ヒゲおやじ
2012年06月24日 11:12
松やんさん、初めまして。ありがとうございます。
大きくなっていても大丈夫ですよ。ただし、既に実がついているので勿体ないとやらない人が多いですけどね(笑)。それさえなければ関係ありません。実がついていようといまいと、無視して切ってください。
折れた枝は折れ口の手前から切り捨てます。その時に上手く行くようなら、一枝一果は簡単ですよ。やるといいですね。
ヒゲおやじ
2012年06月24日 11:16
幸子さん、ありがとうございます。
全く何もしていません。幼苗の頃には随分ヨトウムシにやられましたけどね。基本的に農薬や殺虫剤は使いませんので、見付次第退治するだけです。アブラムシがひどいようなら、有機栽培にも使える天然素材の殺虫剤を売っていますので使ってください。
CHERRY
2012年06月25日 09:33
はじめまして!わたしは今年からきゅうりとトマトをプランター栽培はじめたのですが病気になってるみたいでネットでさがしているうちにこちらにたどり着きました。
とても参考になりました!これからもブログよませて頂きます( ´艸`)
2012年06月25日 11:26
こんにちわ^^
茄子も剪定しないと良い実がつかないのですね。
虫さんも退治しないといけないし・・・
結構大変なのかなぁ~
一度プランターで育てたことがあるのですが
あっという間に枯らしてしまいました。
2012年06月25日 13:55
おやじさ~~ん、こんにちは^^q
遊び過ぎて(笑)なかなか来れなかった!^^;
最近、台風続きで大雨の傾向ですが
どうやら何事もないようで安心しました。

実のなるものは、選定作業が必ずあるんですね。
延々続くこの作業も
おやじ流に楽しんでいる様子で
徹底主義者は(笑)仕事が尽きないね!^^;
ますお
2012年06月25日 14:11
コンニチワ

なすの苗で色々検索していたら、たどり着きました(^^ゞ

家庭菜園、初心者です^m^

実は、なすが灰色かび病?!になったみたいで、
とりあえず、葉っぱを切りました(;_:)

初めてでわからない事だらけですが、毎日野菜たちの成長をみると
楽しいです(*^_^*)

また、色々と参考にさせて頂きます(*^_^*)
2012年06月25日 17:42
こんな栽培方法は、どこかで聞いたような気がします。
農家の畑で丸坊主になっている畑が、散歩コースにも
あります。
早速、母や妻に教えてあげましたが・・・興味なさそうに
「フーン」と言っただけです。 もう教えてやらん!! 
たけし
2012年06月25日 22:29
こんばんは。
またまた質問で申し訳ないです。
家のベランダトマトがすくすくと育っているのですが、ミニトマトの勢いが物凄く、第5花房が実り始めました。
180cmの支柱を立てているのですが、全然先端には届かない感じです。
ミニトマトはオススメの二本立てにしていて、主枝が第5花房が実り始め、副枝が第2花房が実り始めているところです。
この主枝の方なのですが、どこら辺で芯止めしたほうがいいのでしょうか?
良く、上の方の実はいい実がならないといいますが、花つきもとてもいいのです。
すでに100個近くの実をつけている状態なのですがとても元気で、今日植えてから初めて水が切れて葉がしなだれました。
ここまで元気ならば、第7花房くらいまでつけてしまって大丈夫なのでしょうか?
それとも、早めに止めた方が美味しくなるのでしょうか?
ヒゲおやじ
2012年06月25日 22:44
CHERRYさん、初めまして。ありがとうございます。
キュウリは病気になりやすいですからね。どちらも風通しをよくしてやることが大事ですよ。
ヒゲおやじ
2012年06月25日 23:01
風華さん、ありがとうございます。
ナスはプランターは難しいかも知れませんね。水を欲しがる野菜なので、プランターだと朝夕水遣りが必要でしょう。それと肥料も不足します。
手間がかかるのですよ。畑だとその辺りは結構おおらかに行けるのですけどね。
ヒゲおやじ
2012年06月25日 23:03
みつばさん、ありがとうございます。
はい、水意外は特に何と言うこともありませんですよ。
仕事は尽きないのですけど、水をかぶっていては畑に入れないので仕事になりません。なので遊んでいます(笑)。
ヒゲおやじ
2012年06月25日 23:07
ますおさん、ありがとうございます。
病気ですか。それは残念ですね。農家のようにどんどん薬をかけるわけにも行かないし、そこは難しいところですね。
切った葉は畑の外に出して埋めるか焼くかしてください。
ヒゲおやじ
2012年06月25日 23:09
ログの大好きな徳さん、ありがとうございます。
アハハ、やはり昔ながらのやり方が身についているのでしょう。
それで別に悪いわけではないですからね。
このやり方は最近増えて来ましたね。農家でもやっていますよ。
ヒゲおやじ
2012年06月25日 23:12
たけしさん、ありがとうございます。
それは適当です。プランター栽培の場合は、早晩なり疲れしますので、早めに止めるのがよいでしょうね。元気がよければ7房くらいは問題ないでしょう。ただし実は小さくなりますよ。
CHERRY
2012年06月25日 23:41
コメ返ありがとうございます( ´艸`)
さらにアドバイスまで!風通して頑張ります!
ヒデ
2012年06月26日 11:08
こんにちは ヒゲおやじさん
いつも参考にして拝見しています。
今年からナスの一枝一果法で管理していきたいのですが、
一本の枝には一個の実 というのはわかるんですが、
この枝というのは 三本仕立ての場合 三本の主枝のことですか?
それとも 主枝からでた枝(脇芽)のことですか?
それでちょっと悩んでいます。
あともう一つ質問なんですが、
キュウリの実が大きくならず(長さ5~6cm 太さ7mmぐらい)、
中には大きくなる実もあるんですが、だいたい7~8割が
大きくならないんです。肥料も水もあげているんですけどね~
何か アドバイスがあれば おねがいします。
生ビール
2012年06月26日 12:16
ヒゲおやじさん こんにちは
家庭菜園1年目の生ビールです。
ナスの一枝一果のやり方、とてもわかりやすかったです。
早速、昨日やりました。
花も小さな実も、「もったいない」と思いながら思い切ってバッサリ切っちゃいました。
また、この続きも教えてくださ~い。
ヒゲおやじ
2012年06月26日 23:03
ヒデさん、ありがとうございます。
これはどちらでもいいと思いますよ。去年は4本仕立てと1本仕立ての両方をやりました。4本の場合は4本は主幹として残して、そこから出る脇芽について一枝一果をやります。1本の場合は1本だけ真っ直ぐに伸ばして、その脇芽を全部一枝一果でやりました。どちらも大成功でしたよ。
キュウリはわかりません。実が大きく生らない条件は沢山あるのですよ。
水切れ、肥料切れ、病気、害虫、土壌不良、連作障害、育て方の間違い、などなどで、これらが単一の原因ではなくて複合して起こっている場合がほとんどなので、こういう条件を一つ一つ検証して調べていくしかないのです。なので実が大きく生らないのですと相談されても、答えようがないというのが本当のところです。もう少し色々な条件を説明してもらえたら、もしかしたらという想像はできるかも知れませんね。
ヒゲおやじ
2012年06月26日 23:05
生ビールさん、ありがとうございます。
あ、切りましたか。なかなか勇気がいったでしょう(笑)。
その調子で続けてください。
ヒデ
2012年06月27日 16:45
ヒゲおやじさん 返信有難うございます。
やはり 主枝から出る脇芽で一枝一果法をやるんですね。
わかりました、これで今年の なす がんばってみます。
また 色々参考にさせて下さい。
青森ヒーロー
2013年07月12日 10:40
家庭菜園3年目…基本は無農薬、狭い菜園なのでモルデン連作くんを土に混ぜ込んで、接ぎ木苗は買わずになんとか頑張って育ててます。成長が楽しみで、毎日朝晩眺めてますヨ。大事にしてあげればそれに応えてくれるから可愛いです。一枝一果のやり方がわかってますます楽しくなってきました。ヒゲおやじさんありがとう!
ヒゲおやじ
2013年07月14日 00:22
青森ヒーローさん、ありがとうございます。
無農薬で頑張っているのですね。できればその方がいいです。
でも、初苗の頃にアブラムシにやられてしまうと、どうにもならないので、時期限定で例えば除虫菊由来の自然系の殺虫剤を使うのは、いいと思いますよ。そこを我慢してしまうと先に進めなくなってしまいます。
楽しんで頑張ってください。
みなみ
2015年07月01日 01:47
昔の記事にお邪魔します。わかりました!よくわかりました!!!ヤフーで『一枝一果法 ヒゲ』で検索をしたら、ヒゲおやじさんの記事がたくさん…この言葉、元祖ヒゲおやじさんだったんですね(゚_゚)(。_。)私の基礎本に『収穫前に枝についた果実の上の葉を1枚残して摘心。収穫後は果実の下の葉2枚を残して枝を切る。』とあって、そんなん毎回したら丸坊主なんじゃ…と思っていました。この記事を見たらイメージがわいたし、すごくわかりやすかったです。ありがとうございます!!!美味しく食卓にはあげられているので今年は基礎本どおりに。。。来年は、必ず真似します!!!(気になってひと株だけとかやってしまいそうですが。。。。。)
ヒゲおやじ
2015年07月01日 23:45
みなみさん、ありがとうございます。
素晴らしい。 これを一発で理解する人は少ないのですよ。
間違って主枝を切ってしまう人が多いのです。主枝は残して脇枝について一枝一果をするので間違えないように。

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