ヒゲおやじの気まま流野菜づくり日記

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zoom RSS ソラマメの豆刺し! 知っておくと得する話かも。

<<   作成日時 : 2012/10/18 23:28   >>

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そろそろやらないと間に合わないねえ。 まだまだと思っている間にもう時期が来てしまったよ。
今日は朝から激しい雨。 なので屋根のあるところでできる豆でも刺そうかなあ。
てなことで、今日は豆刺し。


ところで豆刺しって何? 
うん、これはね。簡単に言うとソラマメの種蒔きのことだよ。
ソラマメは普通の種蒔きのように蒔き穴を掘って豆を蒔くのではなくて、土に突き刺すようにするのでこの辺りでは「豆を刺す」と言うんだよ。

「もう豆刺したかな?」 「うん、刺した刺した」。みたいな言い方をするんだ。
「ソラマメ蒔いたかな?」とは普通言わないんだねえ。 もちろんこれでも十分意味は通じるけどね。


で、今回使うのはこのソラマメ。

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三連というのは一昨年あたりから使い始めた品種だ。

鞘付きが良くて作りやすい品種だよ。 中早生に近い品種で、実が堅くならないうちに食べると実に甘くて美味しいんだ。 実が充実し過ぎると美味しくなくなるので、収穫時期には気を遣うけどね。

仁徳一寸もやや中早生の三連によく似た品種だよ。これは今年初めて作るんだ。
さあ、どうなるか楽しみだねえ。







では早速豆を刺すことにしよう。

まずは用土の準備だ。

ポットに適量の土を入れよう。

画像

今回は普通の野菜用の土を使ったけど、畑の土で十分だよ。


えーと、ポット蒔きじゃないと駄目なんか?

いやいや、そんなことはないよ。畑に直接刺しても大丈夫だよ。 ただし、若干注意点があるけどね。

一つは刺したものが全部発芽するとは限らないし、成長の悪いものも出てくるので、一カ所に最低二粒くらいは刺す必要があるねえ。つまり種が2倍は必要になるということだよ。
ソラマメの種って結構高いので馬鹿にならないんだなあ。 それに種袋に入っている数も少ないからねえ。

その点ポットに刺すと、少し多めに刺しておけば成長の良いものだけを選んで定植できるので無駄がないということだね。


二つ目は発芽するまでの管理が多少難しいかなあ。
これは後で説明するけど、ソラマメは発根するまでは十分な水が必要なんだけど、発芽に向けては酸素が必要なので、水が多すぎると窒息してしまうということだね。
だから長雨が続いたりすると、ちと厄介だよ。


三つ目は鳥対策が必要だということだね。
もちろん豆類は鳩やカラスの大好物なので、豆を刺してそのままにしておくと、あっという間に食べられてしまうんだなあ。 だから不織布をかけるとか防虫ネットを張るとか、鳥除けのひもを張るとかの対策が必要だねえ。


まあ、どれも絶対的なハンディではないので、きちんと対策をすればどちらでも大差はないと思うよ。
ヒゲおやじも以前に何度か直接刺したこともあるからね。








さて、用土の準備ができたら、豆を指す前に十分に水をかけて湿らせておこう。

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これでしばらく用土が落ち着くまで待つんだ。

そんなに長く待つ必要はないよ。 ポットの底から水が出なくなれば大丈夫だ。









では早速豆を刺してみよう。 ここからが今日の本題だよ。

その前にソラマメの種ってどんな種? あ、これはおかしいか。種になるソラマメってどんなもの?


これがそのソラマメだよ。

画像

普段食べるソラマメとは随分違うだろう。

カラカラに乾いてカチカチだよ。 ヒゲおやじの子供の頃には、このカラカラ、カチカチを炒って食べたもんだよ。
美味いかと言われると、当時は美味かったように思うけどねえ。 何しろ固くてなかなかかみ砕けなかったのを覚えているけどね。

で、まずこの豆の形をよく覚えておいて欲しいんだ。

黄色の矢印のへこみが大事な目印になるんだ。
それから赤の矢印がお歯黒のある部分だよ。

この二つをよく覚えておいて欲しいんだねえ。



ところでお歯黒って知っているよね。 豆ならどんな豆でも必ずあるからね。

えっ、知らない? うーん、困ったなあ。 豆を見たことないの?



よし、それでは見せてあげよう。

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この黄色で囲ったところがお歯黒だよ。

これは薬品処理してあるのでわかりにくいけど、本当は真っ黒なんだ。
その形がお歯黒に似ていることから、そう呼ばれることになったんだねえ。


お歯黒って?

あー、そこまで行くか。 えーとねえ。お歯黒ってのは昔は既婚の女性が歯を黒く染めたことからそう言われるようになったんだよ。この風習は遠く古墳時代にはもう始まっていたらしいんだ。発掘された頭蓋骨の歯にお歯黒が施されているのが発見されているんだねえ。元々は宮中や公家の間で行われていたものが、武士の世界や一般庶民にまで広がったらしいんだ。

で、明治の終わり頃までは、この風習が続いていたんだよ。


雑学はこのくらいにして先に進もう。 こんなことやっていたら終わらないよ。




ここからは純粋に豆刺しだよ。


ソラマメの刺し方はこのようにするんだ。

画像

茶色で示したのは土の表面だと思ってほしい。

つまり、さっきのお歯黒を斜め下に向けて、黄色の矢印のへこみが上に来るように2/3ほど土の中に差し込むんだ。

これが肝心の所だよ。 何故ってのはこれから説明するからね。







それでこれが実際に豆を刺したところだよ。

画像

このように土の中にお歯黒を下にして差し込むんだ。


やり方はわかったねえ。
では何でこんなことをするのかと言う話だ。

実はそれには深いわけがあるんだねえ。

ソラマメが発根するには水分が必要なんだ。でも発芽するには水分は邪魔になるんだ。
何のこっちゃ、たよね。


はい、それをこれから説明するよ。





まずはソラマメを刺した時には、たっぷりの水が必要なんだ。
それは最初にカラカラに乾いたソラマメが水を含む必要があるからだねえ。

それでふっくらと膨らんでくると、一番最初にお歯黒のところから根が出るんだ。


こんな感じだねえ。

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実際はもうちょっと根が太いけどね。

根は必ず下向きに出るんだ。 へこみを上にした場合だよ。逆に刺すと、根はいったん上向きに出るんだ。

この辺りまでは十分な水分が必要なんだよ。
ところがこの後は逆に大量の水は命取りになるんだ。







その後根が成長して豆を少し持ち上げながら、芽が出てくるんだねえ。

画像

芽はへこみを上にした場合は、必ず上向きに出るんだ。

わかるかなあ、だから豆を刺す向きが大事なんだよ。 逆に刺しても根も芽も出るけど、上下逆に出るから反転しないといけないよね。それだけ時間もかかるしいい苗にはなりにくいという話だ。


それでこの芽が出るためには大量の酸素が必要なんだねえ。

だからこの時期に水に浸かってしまうと酸欠になって死んでしまうんだなあ。
つまり最初から全部土の中に埋めてしまうと、酸欠になる確率が高いだろう。 なので2/3を埋めて、1/3を地表に出して、その酸欠を防ごうという工夫なんだよ。


指導本の中には、深さ2センチほどの蒔き穴を空けて、そこに向きも関係なく豆を入れて埋めれば良いと書いてあるものもあるんだねえ。
でもそれは土質の問題があって、サラサラのフカフカの空気をたくさん含んでいるような土質ならそれで大丈夫だと思うけど、一般の畑の土だとなかなかそうはいかないので、やはりこの豆刺しの方法が間違いのないやり方だと思うけどねえ。


でもまあ、それは作る人の好みや信じるところもあるからね。 ヒゲおやじがこうしなさい、これが正しいやり方ですと言っているわけではないんだよ。







さあ、豆刺しも終わりだよ。

こんな感じだ。

画像



これで発芽までにこれまでの例だと、8日くらいかかっているんだ。
それから植え付けまでが1週間から10日くらいかなあ。

だからこのまま順調にいくと、今月の25日頃には発芽して来月の4日前後には植え付けができるようになりそうだね。


それまでに畝の準備をしないといけないという計算だ。

どうかな? ソラマメもなかなか奥が深いだろう。

これは作るのが難しくてねえ。去年はまずまずの出来だったけど、それまでは惨敗だ。
今年はどうなるのかなあ。 ファームの方に作るので、また新しい挑戦かもね。


あ、そうそう。これは昨日の出来事だよ。
昨日はブロッコリーの植え付けの記事を書いていたので、この記事は書けなかったんだ。


ウェブリーもまだ少しぎくしゃくしているねえ。すんなりと上がらないことも多いんだよ。
でも、ここ1週間のことを考えれば、確実にUPできだしたというのは、改善の兆しと思っていいのかねえ。

もうちょっとスパッと動いて欲しいんだけどなあ。


根本的な問題を解決しない限り、無理かも知れないねえ。


今日は寒かったよ。初めて最高気温が20度を下回ったんだ。
明日はまた夏日なみに戻りそうだけどね。

突然寒くなるというのは勘弁してほしいもんだね。



ありがとうございます。







明日もきっと良い日であります。

ヒゲおやじ





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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
困っています。毎日毎日必ず白菜が虫にくわれています。
薬をまいても効果がありません。
ヒゲおやじさんはどうしていますか?
教えてください。
ちろ大好き
2012/10/19 08:32
私も困っています。
オルトラン水和剤というのを買おうかと思っています。
イトウ
2012/10/19 09:24
ちろ大好きさん、ありがとうございます。
もの凄く苗が小さい間は(植えつけて直ぐの頃)、自然素材の殺虫剤(除虫菊系など)を使いますが、大きくなってからは捕殺しかやりません。
蝶の幼虫なら葉の上に出てきますので捕まえやすいのですが、ヨトウムシは葉の芯の奥まで潜り込んでいますので、葉をがばっと開けて虫を探す必要があります。糞がたくさんありますので、それを目安に探すといいですね。
ヒゲおやじ
2012/10/19 23:06
イトウさん、ありがとうございます。
薬を使うことが期にならないのでしたら、野菜用の殺虫剤を使うといいですね。オルトランはよく効きますが、浸透性の薬(野菜が吸収して、その葉や茎を食べた虫が死ぬ)なので、ヒゲおやじは使いません。
ヒゲおやじ
2012/10/19 23:11

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