小松菜の間引き! 葉物野菜はこの方法がお勧めだね。

間引きと言っても色々なやり方があって、野菜によっても違うんだねえ。
でも指導本はどれも全部同じやり方を書いてある。 これっておかしいよね。


まず問題はプロ向けの農業指導と家庭菜園向けの指導は根本的に違うってことを理解する必要があるねえ。
ヒゲおやじ流はあくまでも家庭菜園ならではのやり方で、プロが見たらアホかと言われるようなものだよ。


つまりプロは出荷が目的なので、均一に揃った野菜が一定の時期に出荷できないと商売にならないんだよね。
でも家庭菜園だと、そんなことは関係ないのでゆっくり長く楽しめて、美味しい野菜が収穫できれば最高だね。

この違いが間引きにも出てくるんだよ。



では早速やってみよう。

これが今日間引きをする小松菜だよ。

画像


わかるかなあ、間引きするにはやけに大きくないかい?


そうだねえ、プロならもっと小さいうちに間引いてしまうよね。 指導本にも本葉が3枚とか書いてあるだろう。
でもヒゲおやじ流はあえてこのくらいまで放置するんだ。

何で? それは間引き菜を食べるためだよ。
本葉3枚の小さな間引き菜では、もちろん食べられないことはないんだけど、たくさん採っても茹でたりするとほんの少々になってしまうよね。 生でサラダでという手はあるけどね。それでも面倒だよ。


このくらい大きくなると、もう一人前の小松菜と同じ扱いをしても大丈夫なんだ。
だからわざとここまで大きくさせるんだよ。

でもね、これでは全体的に成長が遅れてしまうよね。 だからプロは早く1本立ちにして、成長を早めるんだ。
1日でも早く市場に出したいからねえ。 





えーと、これは点蒔きをしたので、1カ所に3本ずつ生えているんだよね。

画像

見えるかな?

ちょっと混み合っているのでわかりにくいねえ。

そうそう、指導本では筋蒔きと書いてあるものが多いねえ。 別にそれでもいいんだよ。
でも途中のものは全部間引いて捨ててしまうんだから、勿体ないよね。
それでヒゲおやじは点蒔きなんだ。


今日はこれを1本にするよ。


そのやり方もヒゲおやじ流だよ。
みんなはどうやって間引くかな? 小さな発育の悪いものから間引くよね、普通は。

でも、ヒゲおやじ流は違うよ。 大きなものから間引くんだ。
えーーーって、声が聞こえそうだけど、実はこれこそが家庭菜園流なんだよ。

プロは形の揃った発育の良い野菜を出荷する必要があるので、当然のように出来の悪いものから間引くんだ。
でも家庭菜園では、1本も残さずに収穫できれば最高だよね。


だから大きく育ったものから間引いて食べるんだねえ。
間引くと次のものがまた大きく育ってくるんだ。それをまた大きいものから間引いて食べる。
最終的には最後まで綺麗に収穫できるというやり方だよ。


もちろんこれができるのは葉物野菜に限るけどね。
根菜類はやはり立派によく育ったものを残さないと大きくならないからね。
それと時期が絡んでくるんだ。 こういうものは一気に成長するので、その時期を外してしまうと大きくならないんだよね。 だから大きいものから採って食べていくと、最終に残った苗が大きくなる時期を外してしまう恐れがあるんだ。

同じ葉物でも、ハクサイやキャベツなんかの結球する野菜は、同じ理由から大きなものを残すんだよ。
これらは時期を外すと結球しなくなってしまうからね。


だからこのやり方ができるのは、成長の早い小松菜系統のものや、チンゲンサイとか水菜とか、おおむね小型の葉物野菜だねえ。






ということで間引き終了。

画像










今回は3本から一気に1本にしたけど、これを2本にして次に1本にするように間引くと、もっと長く楽しめるよ。

画像

根元にパラパラと追肥をして、軽く土を寄せてやると完璧だね。








はい、これが間引き菜。

画像

これは全部娘の所に置いてきたんだ。

今の時期は葉物野菜がなくて不自由しているからねえ。

まだもう1列残っているので、もう1回楽しめるよ。



さあ、これで間引きは終わりだけど、意味はわかってもらえたかな?

これを何度説明しても、「いーや、違う」と理解してもらえなかった人もいるけどねえ。
「私は農家の人に聞いてやっているので間違いない」と仰る。

はい、それはそのとおりで、それが間違っているということではないので。
ヒゲおやじは家庭菜園なんだから、もっと楽しんだらどうですかと言っているだけだからね。


あくまでもヒゲおやじ流だからね。 お、それは面白いと思った人だけが真似すればいいし、真似などしなくても全然問題ないんだなあ。
別にこのやり方を普及しようなんて、大それたことを考えているわけじゃないからね。





さて、ふと前を見るとニンジンが。

画像

やたらに葉が大きく育っているなあ。


見ると根元が膨らんでいる。






一丁引いてみるか。

画像

おお、上出来じゃないか。

これでも間引きだからね。 今日は試しに引いてみたので、今度はちゃんと間引きをしてやろう。








今日も青空で、気温は27度。 まだまだ夏日だねえ。

画像


明日も晴れるのかなあ。 雲の様子から見ると、ちょっと崩れそうな気配だけど。

できればもうしばらく晴れていて欲しいんだけどなあ。




ありがとうございます。








明日もきっと良い日であります。

ヒゲおやじ
















この記事へのコメント

あひる
2012年10月10日 12:08
こんにちは!畑一年生のあひるです。
ヒゲおやじさんの記事を読んでは、アレをしなきゃコレもしなきゃと参考にさせていただいております。
我が家は今年開設したばかりの市民農園を借りています。
地主さんがとても親切で、みんなにアドバイスをしてくれているんですが
なんでしょう?頭が固いというか、せっかくのアドバイスを聞かずに
自己流でされている方がいて、そういう方に限って、実りが悪いようです。
柔軟な考え方って大切ですよね。

さてさて、小松菜もニンジンも、間引きとは思えない程立派ですね。
小松菜には防虫ネットはしていないんですか?
我が家の小松菜はもっぱらアブラムシくんのごはんです。。。
ニンジンはどれくらいの間隔なんでしょうか・・?
こちらも気になるので、また間引きの記事を楽しみにしております!
はる
2012年10月10日 20:32
相変わらずのナイス助言!なるほど~、種の袋に書いてあることと家庭菜園の楽しみかたは違うんですね。すごく納得しました(^-^)/

ひげおやじ様のブログは楽しみながら勉強になるなあ!

ヒゲおやじ
2012年10月10日 22:36
あひるさん、ありがとうございます。
野菜を作っている人は、みんなそれぞれに拘りがあるようですよ。素直にハイとは言いません(笑)。
小松菜はネットはかけていません。もう今の時期はモンシロチョウの幼虫だけですので、見つけ次第退治しています。
ニンジンは大体5センチから10センチの間くらいですね。あまり空けすぎても美味く育ちません。葉が絡まる暗いが丁度良いようですよ。
ヒゲおやじ
2012年10月10日 22:39
はるさん、ありがとうございます。
はい、種の袋に書いてあるのは基本的な作り方で、こうやれば間違いなく作れますよという方法です。それはプロのやり方に倣っていますので、家庭菜園向きではないことが多いのですよ。家庭菜園は楽しまなければ損ですからね(笑)。
イトウ
2012年10月15日 23:19
我が家も小松菜を蒔きましたよ。
メロンソーダの空き缶で穴をあけて円周上に4~5粒。
そしてこの間引き方法を実践してみます。

はなはなななこ
2012年10月18日 23:56
こんばんは^^
間引き、面白い発送ですね♪♪
私、野菜を作るのは好きですがあまり料理は得意ではないので
間引き菜の活用うまくできずに撒くのをためらってましたが
小松菜撒いてみようかな、と思います^^
お鍋用のミズナもいいかな?お鍋だったら得意なのでw
ありがとうございます♪
お気楽ガーデニング&ソーイング
http://plaza.rakuten.co.jp/momo4141/
ヒゲおやじ
2012年10月19日 22:52
イトウさん、ありがとうございます。
小松菜は暖かい時期ならいつでもOKなので、家庭菜園にはうってつけですね。空き缶や空き瓶を上手に使うといいですね。
ヒゲおやじ
2012年10月19日 22:55
はなはなななこさん、ありがとうございます。
小松菜の料理って、あまり変化がないので面白くはないですけど、作るのは簡単なので是非挑戦してみてください。
ホークス
2015年09月20日 09:24
ヒゲおやじさんに全く同感です。というか実践してます。奥さんは処理がめんどくさくていやがりますが。使って!と日々戦いです。そもそもベランダ栽培なので種が残ってもったいない、間引き菜を捨てるのが忍びない というところからですが、ゆくゆくはこれも売り物にならないかと思案中でした。大きな苗から取るとセオリーに反すると、かなり勇気がいるものでしたが、このブログで割り切れました。
ヒゲおやじ
2015年09月21日 23:51
ホークスさん、ありがとうございます。
はい、これが家庭菜園の常識です。 みなさんプロのやり方に毒され過ぎですよ。家庭菜園には家庭菜園のやり方があります。 指導本は基本の部分だけを真似しましょう。

この記事へのトラックバック

  • 小松菜ちゃん達

    Excerpt: 今日はオフ。 朝から掃除機を転がして大掃除でもしたい所でしたが、手首の腱鞘炎はいまだに癒えず、しかもどんよりとして怪しい雲行。 貴重な平日休暇だから、たまには自分へのご褒美としてゴロゴロして過ごそ.. Weblog: AOI`s Page 平成版「枕草子」 racked: 2014-07-04 23:35