キュウリの植え付け! この植え方こそが味を決めるんだよ。
さて、いよいよキュウリだねえ。でも今年は上手く行かなくてね。
何がって、苗作りだよ。種を蒔いても芽が出ない、やっと出たかと思えば育たない。
まあ、なんとかこぎ着けたので植え付けをしようかということなんだねえ。
でも、勝負はここからだからね。
さあ、そのキュウリだけど、こんな具合だよ。
右側がキュウリだ。 左側はナスだよ。同じ時に種を蒔いたんだけど、まだこんな具合だねえ。
このキュウリに今年は苦戦。 今までこんなことはなかったからねえ。
いつもより少し遅れて種を蒔いたんだけど、その後がいけなかったねえ。何しろ連日の氷点下だからねえ。
この時期にこんな気温になるか? というくらいのものだ。
やっと芽が出たかと思ったら、またまた氷点下だ。 これでは大きくならないよね。
それがここ数日の高い気温で一気に大きくなってきたんだなあ。
だからもう植えつけてしまおう。 このまま置いておくと老化苗になってしまいそうだからね。
さて、今日の本題はここからだよ。
キュウリというのは、あ、その前に根洗い根切りだね。
これはもう根洗が終わって水に浸けているところだ。
えーと、今日植えつけるのは第1農園だね。
と言うことは水の設備も何もないところだから、こんな作業は全部やつていかないといけないんだよ。
では根を切るぞ。
そうか、そういう意味ではこの方がわかりやすいのかも知れないねえ。
貯金、ちがうチョキンだ。
まあ、こんなもんだろう。
この苗はまだ発育不良なので、あまりたくさん切らない方がよさそうだからね。
で、見たとおりの水に濡らした新聞に根をくるんで、バケツの底に少し水を入れた状態で運ぶんだよ。
このやり方だと何時間でも大丈夫だからね。
さあ、植え付けを始めよう。
言っておくけど、ここからが肝心の所だからね。 その植えつけ方は知っているなんてすっ飛ばすと損するかもよ。
まずは植え穴を掘るんだ。
お皿を伏せたように、真ん中を少し高くして平らな植え穴だね。
何でこんな植え穴を? というのはトマトの時に説明したよね。
でも今回は違うんだよ。
もちろん意味はトマトと同じなんだけど、野菜の性格が違うんだなあ。
トマトは根を深く張っていくのに対して、キュウリはあくまでも地面に添って横に根を張る性質を持っているんだねえ。 つまり地面の直ぐ下を這うように根を張るんだ。
だから最初からこのように水平に根を張りやすいように植えてやると、効果的なんだよね。
で、ここでもう一つ重要なアドバイスが。
トマトに黒マルチをかける人をたまに見かけるけど、あれはどうだろうねえ。
というのは、さっき言ったように地面に浅く根を張る性質を持っているので、光の当たらない黒マルチを土と勘違いしてしまうんだねえ。
それで土とマルチの間に根を張ってしまうんだ。
するとどうなるかな?
今はまだいいよ。でもこれから夏になるとマルチの下は高温になってしまうよね。
丸裸の根は熱でやられてしまうんだ。 根が焼けるというやつだね。
だからこれはやらない方がいいと思うんだけどなあ。
ということで、植えつけ完了だよ。
あ、キュウリの向こうはカボチャを植えるんだよ。
そうそう、例の天空のカボチャだ。 今年こそは大成功させたいものだね。
で、そのカボチャは?
はいはい、こんな具合ですぞ。
もう苗をいっぱい売っているのに間に合うんか?
あー、そうだねえ、それほど急がなくても大丈夫だろう。 カボチャも大きくなり始めると早いからね。
あ、そうそう、あのね。 カボチャって苗の葉が隣と触れあわないようにしてやると、成長が早いんだよ。
これ、ホント。 知ってた?
だからもうそろそろポットを移動させてやらないと。
それから今日はインゲンの植え付けもやったんだよ。
これがまた芽が出なくてねえ。 またダメかなあと思っていたら土が盛り上がってきたんだ。
これが急激に大きくなって、芽が出始めてからこれで三日だよ。
その隣はシカク豆を蒔いたんだけど、こちらは全くの音なしだ。
これはどうもダメらしいなあ。
ということで、こちらは直蒔きしてやることに。
はい、これがインゲンの植え付けだよ。
これはもうポットから抜いてそのまま植えつけたものだ。
えーっ、3本も植えるんか?
あ、いやいや、これはそのうち間引くんだよ。最終2本にするんだ。
ポットの中で間引いてもよいのだけど、 植えつけて勢いの良いものだけを残すようにする方が得策だからね。
それからシカク豆の種蒔きだね。
種袋に書いてあるとおり3粒蒔きだ。
もう一つオクラも種蒔きしたんだよ。
こちらも種袋の指定どおり5粒だ。
これは矮性の品種で、それほど大きくならないので株間は20センチと書いてあるところを25センチにしたんだ。
密集栽培が可能なので、これも最終2本仕立てにするんだよ。
狭いところでもたくさん採れるのでお勧めの品種だねえ。
横にもそんなに広がらないし、背丈も精々ヒゲおやじの背丈くらいだからね。作りやすい品種だよ。
後はいつものとおり、種蒔き用の倍土をかけてできあがりだねえ。
さあ、完成だよ。
左手前がインゲン、その向こうがシカク豆、右側にちょっと見えているのがオクラだよ。
さあ、今度は上手く行くのかなあ。
もうホントにこのところ忙しいねえ。
次々と植えつけもやらないといけないし、この後の計画も考えないといけないし。
お陰様で呆けている暇がないという有様だねえ。
明日はまた、若と子姫の自転車を買いに行くから一緒に行ってくれと頼まれているしね。
もう体がいくつあっても足りないよ。
でも、忙しいのはいいことだよね。 年寄りが暇を持て余しているとろくなことはないからね。
次々とやらないといけないことが押し寄せてくるので、考える暇もないくらいだよ。
たまには少しゆっくりしたいなあ、なんてね。
そうそう、今日は気温も高くて暑いくらいだったよ。
明日も同じような天気らしいけど、その後はまた冷え込んでくるんだとか。
いつになったら夏姿になれるのかなあ。
夏よこい 早くこい。 ヒゲおやじが待ってるぞ~~~~!
ありがとうございます。
明日もきっと良い日であります。
ヒゲおやじ
何がって、苗作りだよ。種を蒔いても芽が出ない、やっと出たかと思えば育たない。
まあ、なんとかこぎ着けたので植え付けをしようかということなんだねえ。
でも、勝負はここからだからね。
さあ、そのキュウリだけど、こんな具合だよ。
右側がキュウリだ。 左側はナスだよ。同じ時に種を蒔いたんだけど、まだこんな具合だねえ。
このキュウリに今年は苦戦。 今までこんなことはなかったからねえ。
いつもより少し遅れて種を蒔いたんだけど、その後がいけなかったねえ。何しろ連日の氷点下だからねえ。
この時期にこんな気温になるか? というくらいのものだ。
やっと芽が出たかと思ったら、またまた氷点下だ。 これでは大きくならないよね。
それがここ数日の高い気温で一気に大きくなってきたんだなあ。
だからもう植えつけてしまおう。 このまま置いておくと老化苗になってしまいそうだからね。
さて、今日の本題はここからだよ。
キュウリというのは、あ、その前に根洗い根切りだね。
これはもう根洗が終わって水に浸けているところだ。
えーと、今日植えつけるのは第1農園だね。
と言うことは水の設備も何もないところだから、こんな作業は全部やつていかないといけないんだよ。
では根を切るぞ。
そうか、そういう意味ではこの方がわかりやすいのかも知れないねえ。
貯金、ちがうチョキンだ。
まあ、こんなもんだろう。
この苗はまだ発育不良なので、あまりたくさん切らない方がよさそうだからね。
で、見たとおりの水に濡らした新聞に根をくるんで、バケツの底に少し水を入れた状態で運ぶんだよ。
このやり方だと何時間でも大丈夫だからね。
さあ、植え付けを始めよう。
言っておくけど、ここからが肝心の所だからね。 その植えつけ方は知っているなんてすっ飛ばすと損するかもよ。
まずは植え穴を掘るんだ。
お皿を伏せたように、真ん中を少し高くして平らな植え穴だね。
何でこんな植え穴を? というのはトマトの時に説明したよね。
でも今回は違うんだよ。
もちろん意味はトマトと同じなんだけど、野菜の性格が違うんだなあ。
トマトは根を深く張っていくのに対して、キュウリはあくまでも地面に添って横に根を張る性質を持っているんだねえ。 つまり地面の直ぐ下を這うように根を張るんだ。
だから最初からこのように水平に根を張りやすいように植えてやると、効果的なんだよね。
で、ここでもう一つ重要なアドバイスが。
トマトに黒マルチをかける人をたまに見かけるけど、あれはどうだろうねえ。
というのは、さっき言ったように地面に浅く根を張る性質を持っているので、光の当たらない黒マルチを土と勘違いしてしまうんだねえ。
それで土とマルチの間に根を張ってしまうんだ。
するとどうなるかな?
今はまだいいよ。でもこれから夏になるとマルチの下は高温になってしまうよね。
丸裸の根は熱でやられてしまうんだ。 根が焼けるというやつだね。
だからこれはやらない方がいいと思うんだけどなあ。
ということで、植えつけ完了だよ。
あ、キュウリの向こうはカボチャを植えるんだよ。
そうそう、例の天空のカボチャだ。 今年こそは大成功させたいものだね。
で、そのカボチャは?
はいはい、こんな具合ですぞ。
もう苗をいっぱい売っているのに間に合うんか?
あー、そうだねえ、それほど急がなくても大丈夫だろう。 カボチャも大きくなり始めると早いからね。
あ、そうそう、あのね。 カボチャって苗の葉が隣と触れあわないようにしてやると、成長が早いんだよ。
これ、ホント。 知ってた?
だからもうそろそろポットを移動させてやらないと。
それから今日はインゲンの植え付けもやったんだよ。
これがまた芽が出なくてねえ。 またダメかなあと思っていたら土が盛り上がってきたんだ。
これが急激に大きくなって、芽が出始めてからこれで三日だよ。
その隣はシカク豆を蒔いたんだけど、こちらは全くの音なしだ。
これはどうもダメらしいなあ。
ということで、こちらは直蒔きしてやることに。
はい、これがインゲンの植え付けだよ。
これはもうポットから抜いてそのまま植えつけたものだ。
えーっ、3本も植えるんか?
あ、いやいや、これはそのうち間引くんだよ。最終2本にするんだ。
ポットの中で間引いてもよいのだけど、 植えつけて勢いの良いものだけを残すようにする方が得策だからね。
それからシカク豆の種蒔きだね。
種袋に書いてあるとおり3粒蒔きだ。
もう一つオクラも種蒔きしたんだよ。
こちらも種袋の指定どおり5粒だ。
これは矮性の品種で、それほど大きくならないので株間は20センチと書いてあるところを25センチにしたんだ。
密集栽培が可能なので、これも最終2本仕立てにするんだよ。
狭いところでもたくさん採れるのでお勧めの品種だねえ。
横にもそんなに広がらないし、背丈も精々ヒゲおやじの背丈くらいだからね。作りやすい品種だよ。
後はいつものとおり、種蒔き用の倍土をかけてできあがりだねえ。
さあ、完成だよ。
左手前がインゲン、その向こうがシカク豆、右側にちょっと見えているのがオクラだよ。
さあ、今度は上手く行くのかなあ。
もうホントにこのところ忙しいねえ。
次々と植えつけもやらないといけないし、この後の計画も考えないといけないし。
お陰様で呆けている暇がないという有様だねえ。
明日はまた、若と子姫の自転車を買いに行くから一緒に行ってくれと頼まれているしね。
もう体がいくつあっても足りないよ。
でも、忙しいのはいいことだよね。 年寄りが暇を持て余しているとろくなことはないからね。
次々とやらないといけないことが押し寄せてくるので、考える暇もないくらいだよ。
たまには少しゆっくりしたいなあ、なんてね。
そうそう、今日は気温も高くて暑いくらいだったよ。
明日も同じような天気らしいけど、その後はまた冷え込んでくるんだとか。
いつになったら夏姿になれるのかなあ。
夏よこい 早くこい。 ヒゲおやじが待ってるぞ~~~~!
ありがとうございます。
明日もきっと良い日であります。
ヒゲおやじ
この記事へのコメント
一体どのくらいの種類をつくっておられるのか、感心します。
マルチの話とか根の張り方とか、またまた勉強になりました。
今年は気をつけます。 師匠!
我が家のインゲンもなかなか発芽しませんが、もう一度蒔き直した方が良いでしょうか?
胡瓜がナメクジの被害に!
見つけ次第捕殺処分しています。
きゅうりの苗からお作りになるのですねぇ~
あいからず凄いです^^
ミニトマト植えたりしますが何個も実らないうちに
枯らしてしまったりまったく育てることができませ~ん
説得力のあるヒゲおやじさんのお言葉。
おまけに教えの通り2本仕立ての支柱まで完成し満足していた私です。
マルチはがして敷きわら使用か葛藤しています。
確かに昨年の夏はそれなりに実は付けてくれましたが黒マルチはかなり熱くなっていたのを覚えています。
今日植え付けたピーマンとなす、ズッキーニは初めて敷きわらにしてみました。
師匠は止めましょう(笑)。
品種を含めての種類になると40種以上になりますね。1品種をたくさんというのは、ヒゲおやじの趣味に合わないので(笑)。
上手く育たないのはこれだけが原因ではないので、これで上手く行くとは限りませんよ。土の問題、肥料の問題、色々原因が考えられます。
わからなくなったらまた相談してください。
どれか一つ掘ってみてください。腐っていたらまき直しです。
種が健在でしたら、気温の上がる場所でしばらく様子を見るといいですね。
これは何度でも蒔けますので、慌てなくていいですよ。
鉢植えの場合は水の管理が難しいですね。地植えですと方ったらかしでも大体大丈夫なんですけどね。それでも楽しめればいいとしましょう(笑)。
トマトは大丈夫ですよ。これは根を深く伸ばしますのでそれほど影響はありませなん。キュウリはやらない方がいいですね。これは水平に根を伸ばしますから、もろに影響を受けてしまいます。
敷き藁が手に入るなら、その方が無難ですね。何しろ自然に近いですからね。