枝豆の植え付けと農指導!

苗を立てていた枝豆が、丁度植え頃になったので植え付けをしよう。
今回は一番手の枝豆だよ。


その苗はこちら。

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これは4月の10日に種を蒔いたもので、早生系の黒豆だよ。

去年はもっと早く3月の終わりに蒔いたんだけど、気温が低かったのかあまり上手く行かなかったので今年は少し遅らせたんだ。

丁度いい大きさだねえ。枝豆の植え付けは、苗が小さすぎても大きすぎてもダメなんだよ。
このくらいの大きさが一番いいねえ。


今年はほとんど全部発芽したし、大きさも揃っているんだ。こんなことはなかなか珍しいんだよ。
枝豆って発芽しないヤツが結構あるだろう。 それで掘り出してみると豆が腐っている。

これは水のやり過ぎなんだ。ヒゲおやじも何度も失敗したよ。
種を蒔くときに用土を十分に湿らせたら、発芽までは一切水遣りをしないのが適切なやり方だ。
乾いたら芽が出ないだろうと、毎日水遣りをしたりすると腐ってしまうんだねえ。
それから蒔く前に水に浸ける人がいるけど、これも腐る原因だよ。

指導本の中には、水に浸けておくと発芽しやすいなんて書いてあるものもあるけど、それは枝豆に限っては大嘘だからね。もしどうしても水に浸ける必要がある場合は、30秒間だけなら浸けてもいいよ。それ以上はダメだ。

種を蒔いた後は当然日陰に置くんだよ。
こうやって蒔くとほとんど全部発芽するからね。それもほぼ一斉に出てくるので、大きさの揃った苗になるんだよ。







さあ、種蒔きの理屈がわかったら植え付けを始めよう。

まずは植え穴を掘る。

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株間は25センチ。深さは適当。

今回は根は洗わないので、ポットが入るくらいの深さでいいねえ。


植え穴を開けたら、そこに水をたっぷり入れてやろう。 水が溜まるくらい入れてやるといいよ。
枝豆の場合は植え穴の底に肥料は入れないんだ。畝に混ぜた堆肥だけで十分だよ。
肥料が効きすぎると木ばかり大きくなって実がつかないからね。







では植え付けよう。

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植えるのは一ヶ所に2本ずつだ。

既に苗を育てる段階で2本にしているので、これをポットから抜いてそのまま植え付ければいいんだよ。

何で2本かというと、枝豆は倒れやすいんだよね。 だから倒伏防止の意味で2本ずつ植えるんだ。
お互いに絡み合って倒れにくくなるという理屈だねえ。
それと密植している方が受粉しやすいというのもあるようだよ。


ポットから抜いてそのまま植え付けるんだけど、もし根が回っているようだったら少しだけ解してやるといいねえ。
指で根を摘んで引っ張ってやればいいんだ。適当に崩れて根も切れてくれるからね。







さあ、植え付け完了だ。

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今回植えたのは20ヶ所だよ。これで大体畝の1/3くらい使ったことになるんだ。
二番手の苗が出来たら、次の1/3。 三番手が出来たら残りの1/3に植え付けるという計画なんだ。

こうすると次々と枝豆ができて、長く食べられるからねえ。

欲をこいて一度に沢山植えても、枝豆が一番美味しいのは1週間から十日の間だけだからね。
それより時間差攻撃で、何度も植える方が得策なんだよ。







はい、これが今日の畑。

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次々と作物が増えてきただろう。

今空いている畝も、もう植えるものが決まっているので時間の問題だね。







ところで例の社長の畑。 今日は朝から社員が手伝いに来るというのでちょっと覗いてみたんだ。

おー、やっている、やっている。

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あいつら何をやっているのかなあ。


えっ、草引き? あらまあ、無駄なことを。 どうせ直ぐに耕すんだからね。 なに、社長の指示? ふーん。
草茫々というならそれもわかるけど、少々生えているくらいは鋤込んでしまっても大丈夫だよ。







こっちは堆肥を撒いているんだな。

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窮屈そうな持ち方だなあ。

それではなかなか上手く撒けないだろう。 まあ、少々どうでもいいけどね。
そのうちに慣れて自然に上手くなるもんだ。









こっちはバケツで撒いているよ。

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あー、これはバーク堆肥を撒いているんだねえ。

これは重いんだ。確かにバケツに小分けして撒く方が楽だね。

それにしてもみんなぎこちないなあ。
まあ、それも仕方ないんだ。 だって、やつらは畑仕事なんかしたことないし、普段はコンピュータのシステムを作っている連中だからね。マウスより重いものは持ったことがないんだ。








それでもみんな楽しそうにやっているよ。

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気持ちいいですねえ。

晴れてはいたけど風が涼しくて、本当に気持ちがいい。
でもこんな日だけではないんだぞ。



みんな鍬を持ったのは初めてという連中ばかりだからねえ。 耕しながら後ろに下がっているヤツもいる。
おいおい、向きが逆だ。耕しながら前に進むんだ。 あ、そうですか。なるほどこの方が楽です。

最初はみんな間違うんだよね。折角耕したところを踏んではいけないと思ってしまうんだ。



それぞれの道具の使い方も一々教えてやらないといけないんだ。
そうじゃない、こうだ。 あ、なるほど。

と、やって見せないとわからないからね。


社長が一応やり方を説明して仕切ってはいたんだけどね。 道具の使い方まではなかなか説明が行き届かないんだ。社長自身もろくに知らないんだから、そりゃ仕方ないだろう。


それでもさすがに人数が多いと捗るねえ。 少々の出来不出来はこの際関係なしだ。
取り敢えず畝が出来ればよしとしよう。 細かいことを気にしていたら、ヒゲおやじが全部やらないといけなくなるからねえ。


いやー、でも若い衆と一緒に働くのは気持ちがいいねえ。 ヒゲおやじも若返る気がするよ。



実はこれは昨日の出来事なんだけどね。やつら今日辺り筋肉痛だなんて言っているんじゃないかなあ。
でもまあ、若いからそうでもないか。

これに懲りて、もう手伝わないなんて言わなければいいのだけどね。



今日は朝から雨。強くはないけど断続的に降り続いているよ。
丁度ナスとトマトを植え付けた後だから、いいタイミングではあるけどね。

まだ数日この雨は続きそうだね。



ありがとうございます。






明日もきっと良い日であります。

ヒゲおやじ








この記事へのコメント

2012年05月01日 10:39
若い人たちがこれを機会に農に目覚めてくれるとそれはそれで嬉しいですけれどね。
大変なことも多いけれど、自分たちで苦労して育てたものに、花が咲いて実がなるとやはり嬉しいでしょうからね。作物もスーパーに売っているものと違うでしょうから、そうなってくれるとヒゲおやじさんが世話を焼いたかいがありますよね。
里ばあちゃん
2012年05月01日 15:40
丁度枝豆の種をポットに蒔いたところなので、大変参考になりました。
こちらは、ようやく山桜が咲き始めました。
気候が寒いので、トマトは出来ないと言われていましたが、夏33度位になるようなので、1本植えてみました。
昔は、最高29度位でした。
昨年は冷害で、ワラビもキノコも少なく、野菜もさんざんでした。
一昨年、枝豆は直播で採れましたが、昨年は多分カラスが召しあがったのでしょう。
今年は、ポットにしました。又様子見させてもらいます。
社員さんたちの姿、わが身と重なります。
でも、きっと楽しいだろうな。


ひよこ
2012年05月01日 19:15
枝豆大好き。私も作ってみようかしら。以前、収穫直前に鳥?に食べられてしまったことがあって、それ以来作ってないんです。
ヒゲおやじ
2012年05月01日 22:40
はるばるさん、ありがとうございます。
いやいや、そう簡単には目覚めないでしょう。今回は社長から声がかかったので、ちょっとやってみただけの話しですよ。ずっと継続するようなら望み有りかも知れませんね。
ヒゲおやじ
2012年05月01日 22:43
里ばあちゃんさん、ありがとうございます。
山桜ですか。いいですねえ。ヒゲおやじはソメイヨシノよりも山桜の方が好きなんですよ。風情があるでしょう。
トマトは比較的涼しいところで育ちますので大丈夫と思いますよ。
ヒゲおやじ
2012年05月01日 22:45
ひよこさん、ありがとうございます。
枝豆は簡単ですから作るといいですね。鳥に食べられない工夫は必要です。特に種を蒔いた直後は狙われやすいです。紐を張っておくといいですよ。
Godcape
2017年05月03日 23:27
素晴らしいです。物凄く参考になりました。ありがとうございます。
ヒゲおやじ
2017年05月04日 22:53
Godcapeさん、ありがとうございます。
一切水遣りをしないというのはちょっと言い過ぎでしたね。乾きすぎない程度の水遣りは必要です。 ただし日陰に置いておけば、ほとんど必要ないのも事実です。
田舎者
2019年07月09日 10:34
枝豆の苗植えの記事大変参考になりました。今年は力を入れて自宅の菜園を行っていますが枝豆は春から様々なネットを見ながら発芽を試みましたがほとんど腐ってしまいました。再度今から発芽作業を行ってなんとか秋までにはおいしい枝豆をたべたいな。
2019年07月09日 23:28
ヒゲおやじ
2019年07月09日 23:30
田舎者さん、ありがとうございます。
種が腐るのはほとんど水管理の失敗です。 なので直播きは難しいですね。 できればポットで蒔いてください。

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