ナスの収穫は一枝一果法で! 今日は実際に収穫してみよう。

これって簡単なんだけど、よく間違えるんだよね。
その時の対処法って、あるの? もちろん、あるよ。 大丈夫、大丈夫。


じゃあ、早速やってみよう。


これが本日のモデルさんだよ。

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こういう説明の写真で、一番難しいのがナスなんだよね。

どうも色々なものがごちゃごちゃしているというか、背景に溶け込んでしまってわかりにくいんだなあ。
それに写真も角度的にも撮りにくいんだよね。


このモデルも悪くはないんだけど、やはり撮しにくい。 でも、一応全体が写っているのでいいとするか。

で、この写真でわかりにくいのが、黄色で印をした次の世代の枝になる芽だね。
後ろの緑と重なって、はっきり見えないだろう。








では、もうちょっと拡大して見ようか。

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手前のオレンジの矢印が、今日収穫するナスだよ。

それから枝の上の方の、オレンジの線のところが葉を2枚残して切ってあるところだ。
黄色の縦の矢印が、さっきの次に育てる枝になる芽だけど、わかるかなあ。

それでこの芽の直ぐ上のところ、赤い線のところで枝ごと切ってしまうんだよ。

わかった? 手前のナスの実だけ採ってはいけないんだ。
この枝はもうご用済みだからね。 次の枝に使命を託して、ご苦労さん。










これが枝ごと収穫したあとだよ。

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くどいようだけど、黄色が次の枝になる芽だよ。

ほとんどの場合、今収穫した実の付いている直ぐ下の葉の付け根から出ているからね。
必ずあるので、それを見落とさないようにしないといけないねえ。










これもちょっと拡大して見ようか。

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赤が今切った切り口。

黄色が次の枝だよ。











それで、こちらが枝ごと切り取ったナスの方だ。

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こういうやり方で収穫するんだよ。

わかったかな? な、意外と簡単だろう。


最初に花または実が付いたら、葉を2枚残して先を切るという作業をきちんとしておくと、間違えることもないし簡単なんだよ。


こうすると、黄色の枝が勢いよく成長して実を付けるから、また同じ事をするんだねえ。
これを延々と繰り返していくんだ。




ところで、先日の一枝一果法の記事に対して、間違って仕立てた主幹を切ってしまったというコメントがいくつかあったけど、慌てなくて大丈夫だよ。


対処法はいくらでもあるし、それに何本で仕立てないといけないなんて法律はないので、自由に好きなようにやればいいんだからね。

ナスは1本仕立てから、2本、3本、4本仕立てが大体一般的な育て方として紹介されているよね。
でも、それ以上で育ててはいけないなんてことはないので、面倒くさい人は放置してもかまわないんだよ。

ただ、その場合でも一枝一果法はやった方がいいけどね。



えーと、そういう前提から言うと、間違って切ってしまったと言いながら、それも一つの剪定だったりするわけだ。

つまり間違って切ってしまった時のやり方として、一つにはそのまま放置するのも十分に有りだよ。
例えば4本仕立てをしていて、そのうちの1本を間違って切ってしまったという場合は、そのまま知らん顔して3本仕立てにしてしまえばいいんだ。 黙ってりゃわからないんだから(笑)。

だから3本は2本に、2本は1本仕立てにすればいいってことだよ。
今年は試しに1株だけ1本仕立てにしてみたとかなんとか言っておけば、「ほほー」とか感心してもらえたりして。
それで別に不都合は起こらないからね。


どうしても4本にしたいとか3本にしたいという場合は、大体切った辺りからまた新しい芽が出るので、それを主幹に仕立て上げるのもいいし、他の元気そうな脇芽を捕まえて、主幹の代りにするというのもいい方法だよ。



えっ、全部切ってしまった?
それはご愁傷様で。

その場合は仕立てるのはやめて、丸ごと一枝一果法で育てるなんてのも面白いかも知れないねえ。
ヒゲおやじなら多分そうするかもよ。

つまり主幹を仕立てないやり方だねえ。 元々はこういうやり方だったので、それが日照だ風通しだ収量だと、色々工夫をしてこういう仕立て方ができてきたんだねえ。

でも、当時は一枝一果なんてやり方はなかったので、もしかしたら仕立てずにこれをやるのも面白いかもよ。
あ、ちょっとヒラメイたなあ。 よし、来年これをやってみよう。


来年のヒゲおやじ流は、仕立てずに一枝一果だ。 これどうかなあ?



それは別として、他の脇枝や新しい芽を主幹に育て直すのも、まだ時期的にも全然大丈夫だけど、そこまでして無理に仕立てる必要もないと思うけどなあ。
だって、仕立てるってのは、それをやっている人間の都合だからね。 ナスがお願いしてそうしてくださいと言っているわけではないので。

人間の都合ってのをを止めてしまえば、自由に作れるってわけで。 野菜作りはその方が楽しいよ。
こうあらねばとか、ヒゲおやじがやっているからなんてのは愚の骨頂だよ。


真似するのはいいけど、もっと自由に野菜作りを楽しんでほしいもんだねえ。



というようなことで、こうでなければとかあまり拘らずに、成り行きとか思いつきで柔軟に育てるのがいいんじゃないかなあ。

と、ヒゲおやじさんは言っています。




ありがとうございます。







明日もきっと良い日であります。

ヒゲおやじ















この記事へのコメント

ヤスタカ
2013年07月07日 03:07
始めまして ヒゲおやじさん
いつも楽しく拝見させています( ´艸`)
去年から小さな庭で家庭菜園を始めたばかりの新米です( ̄∇ ̄)

ナス…やっちゃいました( ̄∇ ̄)
仕立てた枝をスパッと(笑)
ナス好きの嫁さんは「今年はナスがなかなか出来ないね~」って…(>.<)
LJ@USA
2013年07月07日 03:40
なるほど、さすがヒゲおやじさん。色々な対処法を教えていただきありがとうございます。脇芽を使って仕立て直そうと思っていましたが再考します。仕立てずに一枝一果、株の負担が減りより長く、品質の良い実がなりそうですね。

あと、質問なのですが、茄子の枝の一箇所に二つ蕾がつきました。一つは小さいです。この場合は摘花した方が良いですか?
もっち
2013年07月07日 07:06
いつもありがとうございます。
上手に沢山収穫したい!と一生懸命マネする事ばかり考えていてはいけませんでしたね(≧∇≦)
そーです、日々研究と実験!そして楽しまなくてはいけませんでしたね!忘れていました。
早くヒゲおやじさんの様に余裕で野菜作りしたいとがむしゃらにマネしてナスを坊主にしちゃいました💦
これからもマネしながらいろいろ楽しみたいと思います。
ありがとうございました。
MU
2013年07月07日 11:47
MUです。
詳しく説明頂きありがとうございます。

なお、当方は3本仕立ての主幹を全部切ってしまったクチです(苦笑)
今の3本の主幹はそのままとし、主幹から伸びた脇芽に対して一枝一果法を適用する、という感じで今年はやってみようと思います。
仕立てずに一枝一果、になるのかな?

主幹を伸ばしっぱなしにするとそれなりに丈が伸びるので、この方法だと丈を抑えた上で秋まで取り続けられるかな、と都合の良い考えを持っていますが、どうなることやら。

こうでなければ、と拘らずに、成り行きや思いつきで柔軟に育てるのがいいというのは確かにそうですね。
ありがとうございます。
マダム
2013年07月07日 14:52
師匠、わかったような、わからないような。師匠の写真では、ああそうかと納得するけど、いざ自分の茄子達をみると分けわからない状態になっています。まあそれなりにできているからよしとしようか。でも師匠のやり方がずっと秋まで、途切れることなくとれるから、いいよねえ。試験的にやってみます。
 ところで師匠はアスパラの栽培、してますか。支柱の建て方なんぞ教えていただきたいので宜しくお願いします。
2013年07月07日 15:52
立派に育っていますね。
我が家のプランターのなすとは大違い~
毎日暑い日が続いていますが畑仕事も
大変そうですね。
水分補給をお忘れなく~お身体ご自愛くださいね^^
ヒゲナシおやじ
2013年07月08日 21:12
ヒゲおやじ様、初めまして!
ナスの仕立て方をネットで調べていてたどりつきました。その後、古い記事も引っ張り出したりして愛読しております。ナス作りはかんぺきに真似をさせていただこうと「4本仕立て、一枝一果法」を導入しました。ミニトマトの2本仕立てもヒゲおやじ流です。ミニトマトはともかく、ナスはこの方法を知っている人が周り(市民農園です)にいないため、ちょっと注目されています。観客の声は、「これいいな」っていうのと「成果をみるまでは不安だな」という二つに分かれます。ヒゲナシおやじとしては、明快でわかりやすい仕立て方だと思います。毎日ナスを食べつつ、ヒゲおやじ様に感謝しております。
ヒゲおやじ
2013年07月08日 21:42
ヤスタカさん、初めまして。ありがとうございます。
いや、まだまだこれからですから、心配いりませんよ。
今年は遅れているとかなんとか言っておいてください(笑)。
ヒゲおやじ
2013年07月08日 21:46
LJ@USAさん、ありがとうございます。
ああ、それは品種によりますが、よくある現象です。早めに小さい方を除去しておいてください。放置すると両方生りますが、小さい方はあくまでも小さいです。食用には物足りないでしょう。それよりも大きい方を立派に育てる方が得策です。
ヒゲおやじ
2013年07月08日 21:51
もっちさん、ありがとうございます。
はい、我々は商売でやっているわけではないので、家庭菜園というのは楽しむのが目的ですからね。みなさんそれを忘れてしまっています。
たくさん採りたい、立派な実を収穫したい、それはよくわかりますけどね。
でも、それが目的で始めたわけではないでしょう。思い切り楽しんだ結果、そうなれば最高ですね。そうなるための工夫もまた楽しいものですよ。
ヒゲおやじ
2013年07月08日 21:54
MUさん、ありがとうございます。
はい、そのやり方で大丈夫ですよ。 主幹を捨てて、すべての枝に対して一枝一果をやればよいのです。多分、これが本来の育て方だと思うのですけどね。 
ヒゲおやじ
2013年07月08日 22:00
マダムさん、ありがとうございます。
アスパラですか。これは随分前にやりましたけど、支柱なんか立てたかなあ。 あ、そうそう。風で倒れるので、周りに支柱を立てて紐で囲いましたねえ。アスパラは時間がかかりますから大変ですね。まず根を大きく成長させることが肝心です。そのためには冬場に大量の堆肥を投入して保温してやります。秋には可愛らしい実が生りますが、できればそれは生らさない方がいいです。ひたすら根の成長を待ちます。 3年くらい経つと形のいいアスパラが出るようになります。 植え替えは一切しません。
根気よく作ることが大事ですね。
ヒゲおやじ
2013年07月08日 22:03
風華さん、ありがとうございます。
今年はナスの出来があまりよくありません。 気温が低すぎました。
急に気温が上がってきたので、これからはたくさんできるでしょう。
ヒゲおやじ
2013年07月08日 22:08
ヒゲナシおやじさん、初めまして。ありがとうございます。
あらまあ、ヒゲのないおやじさんですか(笑)。
アハハ、楽しんでいますね。周りに注目されると、それはまた嬉しいもので。特に菜園では新しいやり方をすると、直ぐに話題になりますね。
でも、失敗すると、あーー、と引いてしまいますのでご用心を(笑)。
本当は失敗してもやり続けていると、大成功するのですけどね。そこまで頑張れるか、それが成功と失敗の分かれ道です。
ヒゲおやじ流が必ず成功するわけではないですからね。
くう
2013年07月20日 08:50
ヒゲおやじさん、初めまして^^
自宅の庭で菜園を楽しんでいます。
なすを1枝1果にした場合、根切りは最終の撤去までしなくていいんでしょうか?
今年はとっても成りが良くて自己記録に挑戦中です!(^^)!

おやじさんのブログ、最後の言葉がとっても好きです。
きっとお人柄の現れですね。
ヒゲおやじ
2013年07月20日 23:47
くうさん、初めまして。ありがとうございます。
根切りは夏の散髪をする時に行います。 この方法は散髪はやりませんので、根切りも必要ありません。 というか、やってはいけません。
その代わり追肥を忘れないようにやってください。
くう
2013年07月24日 21:26
ヒゲおやじさん、返信ありがとうございます^^
根切りは不要なんですね♪
きまま
2014年06月09日 11:48
ヒゲおやじさん、はじめまして。
ナスの整枝の仕方を調べていて、こちらにたどりつきました。
とってもわかりやすかったです。
この方法でやってみようと思います。ありがとうございました
ヒゲおやじ
2014年06月10日 22:31
きままさん、初めまして。ありがとうございます。
この時の写真はわかりにくかったと思うのですが、大丈夫ですか。
これ、何回もやっていますので、他の記事も見てくださいね。
きまま
2014年06月12日 08:22
お返事ありがとうございます。
大丈夫だと思います。
ナスが実を付けたら、その上二枚の葉を残して先をカット。
ナスの実のすぐ下の脇から伸びてきている新たな芽を伸ばす。
ですよね^^
実は最初に切るときは、ハサミに二枚残すうちの一枚も入ってしまって、葉が一枚になんてこともあったのですが、おおむね順調だと思います。
他の記事も拝見させていただきますね。
ありがとうございました
きまま
2014年06月12日 08:25
あ、それから、収穫するときは、その枝ごと、一番下の画像のように脇芽の生えているところに戻って切る。ですね。
肝心な所でした^^
ヒゲおやじ
2014年06月12日 23:06
きままさん、ありがとうございます。
あー、ちょっと危なそうですねえ(笑)。
仕立てる軸は残すのですよ。切ってはいけません。
今日の記事で、その間違いそうなところを書いていますので、そちらも参考にしてみてください。
ハーレーおやじ
2016年06月16日 07:20
おはようございます。
いつも楽しく拝見してます。
一枝一果法を実践するべく頑張っておりますが、今ひとつ理解が出来なく私質問します。主枝と一番花の下の第一第二脇芽を残して育てるのは分かるのですが、
残した枝からでる脇芽を一枝一果法で収穫、繰り返して主枝と第一第二脇芽の実は付いても枝は切らないのでしょうか?
どの雑誌を読んでも詳しく書いてありません…。
愚問かもしれませんがよろしくお願いします。

ヒゲおやじ
2016年06月16日 23:12
ハーレーおやじさん、ありがとうございます。
ということは3本仕立てですね。これは1本仕立てでも4本仕立てでも同じ考え方なのです。3本ならそれが全部主幹になります。なのでその主幹から出る脇芽について一枝一果をやります。 皆さんよく間違えて、丸坊主にする人がいるのですけど、主幹は切ってはいけません。
その辺りは何度も記事にしていますので、是非他の記事も参考にしてください。サイト内検索で「一枝一果」と入力すれば、嫌と言うほど出て来ます。

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